幼児教育のポイント
ウチの子はお昼寝しない! お昼寝の習慣をつけるには?
~概要文~
お布団に寝かせておくだけで、ひとりで寝入り1時間〜2時間ほどお昼寝するお子さんもいるのに、なぜうちの子は何をしてもお昼寝しないんだろう…。寝かしつけに1時間もかかったり、眠らなくても全く平気でいちにち元気いっぱいに過ごすお子さんもいるでしょう。
そもそもお昼寝の意味合いとはどんなことなのでしょう。お昼寝のメカニズムや、眠いのに愚図って寝ないときの対処法をご紹介しましょう。
目次
そもそもお昼寝って必要なの? 何歳までするの?
一般的にお昼寝が必要な時期は3歳〜5歳までと言われています。体力や習慣、環境などによって個人差はありますが、お昼寝をする保育園でも5歳児クラスからは小学校入学を見据えてお昼寝をしなくなる園もあります。
子どもがお昼寝をしないことで、どのような状態になることが多いのでしょうか。
● 集中力が低下する
● 心や体の健康状態が低下する
● 機嫌の悪さや愚図りが増える
● 夕方に眠ってしまい夜寝るのが遅くなるなど生活リズムが崩れる
● 転びやすくなるなどケガにつながることもある
このようなことがあげられます。
3歳以下の子どもはまだ体力が未成熟なので、お昼寝をすることで体力や気力を本来の状態に戻し、お昼寝から起きたあと、眠るまでを機嫌よく元気に過ごすことができるのです。
それでは、お昼寝を嫌がる子や眠らなくても元気な子どもはどうなのでしょうか。
お昼寝をしないのはなぜ?その理由は?
保育園や幼稚園などへ通っていないお子さんや、園がお休みの日にお昼寝をさせたいと思うのに、なかなか横になろうとせず遊んでいる、寝かせようとしたら嫌がる、泣く…または、お昼寝をさせなくても一日中元気いっぱいで特に機嫌が悪くなるような様子がないなど、お昼寝をしないお子さんにも様々な姿があるでしょう。
お昼寝は集中力や体力・気力を一日保つために子どもにとって必要な休息です。
お昼寝をしたくないというお子さんの生活リズムやお子さんの気持ちを見返してみることが大切ですね。
● 前日寝るのが遅い・朝起きるのが遅い
● 午前中にしっかり体を動かして遊んでいない
● ママやパパと遊ばず一人遊びやテレビ・DVD等で過ごしたため心が満たされていない
● 前日、夕方から眠り翌日の朝まで眠っていた
● お昼寝する時間が毎日バラバラ
などが考えられるでしょう。
お昼寝をしない子どもへの対応とは?
子どもは、個人差がありますがだいたい2歳くらいになると若干体力が付いてきます。
午前中は思い切り外で遊ばせたり、スーパーなどへでかけて刺激を体感させてあげましょう。
また、おうち遊びでは、片手間ではなくしっかりと子どもと向き合い遊び切ることも心の充実となります。スマホや家事を片手にしたりせず、30分でも良いので、ままごとに付き合ってみたり、持ってくる絵本を丁寧に会話しながら何冊も読んであげるなどでしょう。
子どもは大人の様子や大人が自分へ集中してくれていないことを見透かしています。いくつであってもそうなのです。
ママがスマホを見ながらままごとをしてくれても、ちっとも嬉しくないのです。
お子さんと遊ぶのが苦手なママやパパもいるでしょう。お子さんとしっかり向き合って子どもの遊びに集中して付き合うことは、とても大変なことかもしれません。
けれど子どもの心の成長、集中力の成長、周囲の人への信頼感、優しい気持ちなど、様々な心の成長の糧になります。
すぐにお昼寝するようにならないかもしれませんが、しっかり遊び切ったと子どもが感じれば、少しずつお昼寝するようになるかもしれません。
それでも寝ない子どもは?
眠りたがらない子どもにいつまでも添い寝したり、寝かせようとすると、ママやパパの体力も気力も奪われてしまいますね。そういった気持ちは子どもに伝わり、更にお昼寝を嫌がるようになることもあるでしょう。
そんなときは、お昼寝をしなくてもいいんです。
けれど、ゴロゴロとママも横になったり、カーテンを閉めて薄暗くしたり、オルゴールのCDをかけたり、お布団で横になって絵本を読んだりしてみましょう
いつも同じ時間にできるといいですね。
初めは、お部屋の中を走り回ったり、ママの近くへ来なかったりと拒否反応を示すかもしれません。そのうち、少しずつお布団の近くへ来たり、ゴロゴロするかもしれません。
そのとき注意したいのが、無理に眠らせようとしないことです。
お昼寝は体と心を休ませることが目的。眠ることが一番なのですが、横になって静かに過ごすだけでも十分休息になります。
心はまだ遊びたい、けれど体が疲れている……。お子さんにそんな様子があるときは、もしかしたらコトリと眠るかもしれません。
お昼寝は大切。無理強いしないでママも一緒に横になろう!
お昼寝をなかなかしないお子さんはなぜお昼寝をしないのか、その理由と対策、また、どうしても眠らない場合はママとゴロゴロ横になるだけでもOK、また、お昼寝は時間を決めることと、カーテンをしめたりお布団を敷いたりなど「お昼寝の時間なんだな」とわかるように環境を整えることをくりかえすことを提案しました。
お昼寝をせず元気なお子さんに一日付き合うのは本当に大変。こちらがお昼寝したいくらいですよね。
けれど子どもにとってお昼寝は成長にとってとても大切なこと。少しでも習慣づくようにやってみてください。
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