子どもの食べ物の好き嫌いが激しい、歯磨きを嫌がる、発語の遅れが心配。
これら三つは親からよく相談される悩みです。
これらの共通点として子どもたちの小さいころから、口の発達がおざなりになっている可能性があります。
口内の感覚が過敏な子どもや、口周りの筋肉が未発達な子どもは、赤ちゃんのころから口の発達を促す必要があります。
それではどうすればいいのでしょうか。
結論から言うと、
- 小さなころからさまざまなものを口に入れさせる
- 清潔な親の指で口の中を撫でるように触る
- ラッパのおもちゃなど「吹く」練習をする
1つずつ説明しますね。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①小さなころからさまざまなものを口に入れさせる
よく「なんでも口にいれて困ります」とお悩みの相談をいただきますが、赤ちゃんにとってそれは自然な行為です。
衛生面や誤飲の心配がないのであれば、赤ちゃんが納得するまで口にいれさせましょう。
誤飲の可能性がある大きさは直径で4cmより小さいものです。
よくトイレットペーパーの芯を通るものは誤飲の可能性があると言われています。
4cmから念のために4.5cmより大きいものであれば誤飲の可能性は低いので、たくさん経験させましょう。
詳しくはこちらの記事を参照してください。
②清潔な親の指で口の中を撫でるように触る
赤ちゃんは発達の途中で咽頭反射といって、口に入れたものを吐き出す反応が現れます。
口に入れると「オエッ」と吐きそうになる反射の一つです。
赤ちゃんがおもちゃなどを口に入れることもいいですが、手を洗った親の指を使いそっと口の中を撫でるように触ってあげましょう。
歯茎や舌先などをやさしくさわることで徐々に慣れていきます。
食べ物の好き嫌いの理由の一つとして、赤ちゃんの口の中が過敏すぎるということが挙げられます。
野菜の味というよりも、食感が不快で食べることを拒むのです。
歯磨きも同様で、口の中に歯ブラシを入れられることで、その感覚が気持ち悪く嫌がります。
そのため、小さいときから口の中を触ったりして慣れさせましょう。
③ラッパのおもちゃなど「吹く」練習をする
口の中だけではなく、口周りの筋肉も鍛えられていることもその後の発語には重要です。
特に大きくなってから話す言葉が舌足らずだったり、言葉がはっきりしない子は口や下の使い方が上手ではありません。
赤ちゃんのころから「吹く」練習をたくさんしましょう。
赤ちゃんのころは自分が何かすると反応があるという原因と結果に喜ぶので、赤ちゃん用のラッパなどがおすすめです。
ラッパを吹いたら音が鳴るとわかると、その後意識的に息を吹くようになります。
また息を吹くことで、肺も鍛えられます。
ぜひおもちゃの一つとして買い与えてください。
もしお子さんが既に1歳6ヶ月など年齢が上がってきたのであれば、おもちゃの吹き上げバスケット(画像参照)なども大変おすすめです。
まとめ
赤ちゃんの口の中は大変敏感です。
大きくなって歯が生えてからだと大人が強制的に触ることが難しくなるので、赤ちゃんのころから無理なく触ったりなでたりしましょう。
また、意識的に息を吹く動作も日常の遊びに取り組みましょう。
口をすぼめたりといろいろな動きをすることで、口周りの筋肉が鍛えられます。