サイト運営者: 百瀬 育美
1972年 | 留学経験を元に、子ども向け英語教室を立ち上げる。 |
1975年 | 小学生から高校生向けに学習塾を設立。 |
1987年 | パソコンを用いたプログラミング教育を導入。 |
1988年 | eラーニングを導入。 |
1989年〜現在 | 0歳から始める幼児教室を立ち上げ親子の指導にあたる。 |
子どもという特別な時期を知ることで子育てがより楽しくなる
海外留学の経験を生かし、約50年前に長野県で子ども向けの英語教室を立ち上げました。
仕事をすることが楽しくバリバリ働き、結婚と出産を機に人生が大きく変わりました。
「案ずるより産むが易し」の言葉通り、安易な考えで子育てが始まりました。
しかし、それは簡単に打ち破られたのです。
長女は極小未熟児960g・未熟児網膜症の心配。輸血から骨髄炎発症。
次女は私のストレスで9か月で死産。
長男は喘息持ちでいつも吸入器を持ち歩き、3女だけは大丈夫と気を使って育てたつもりなのに、中学2年のときに難病と言われるてんかん発作を発病。
毎日イライラしながら子どもに八つ当たりし、仕事もしなければいけない。
そんなある日、ストレス満載の中ついに私も体を壊してしまいました。
病室で久しぶりに鏡で自分の顔を見たときに「これではいけない。私も家庭も壊れてしまう」と思い、そこから我が子だけではなく、親子がどうしたら楽しく幸せに子育てができるのか研究が始まりました。
今、私が子育てに悩んでいるお母さんに伝えたいことは「子育てはフルマラソン。だからこそ、早くから子どもについて知っておいて欲しい」ということです。
子どもや子育てについて学ぶ日々
主人と結婚後、一緒に英語教室と併設で塾を立ち上げる事になりました。
親切・丁寧・熱意だけで始めましたが、その功を奏し生徒は日々増加。
地元では有名な塾になり、それこそ行列のできる塾とまで言われるようになりました。
しかし小中学生向けの塾となると、こちらの頑張りだけでは成り立ちません。
例えば、
- 気力のない子
- あきらめの早い子集中力のない子
- 人の話が聞けない子
- 自己肯定感の低い子
- 考えることが嫌いな子
- 友達と話に夢中で授業に参加しない子
何のために塾に来ているのかと思える生徒も増えてきて、私の悩みは増える一方でした。
「なぜ情熱を注いで指導をしても、意欲が無く諦めてしまうのだろう」
「勉強に時間をかけず、学ぶことが好きになる子にするにはどうしたらいいのだろう」
と毎晩悩んだものです。
人の子どもばかりではありません。
我が子の姿を見た時、長女は気力が無く、私と毎日の親子喧嘩。
不登校の息子には手を焼いている。
この状態から、「何か違っているのでは」と気がついたのです。
それから、子育て法、食育、学習法、コーチングなど、ありとあらゆる国内にとどまらず、海外まで講演会に参加して勉強をしました。
3人の恩師との出会い
仕事の合間にたくさんの講演会に参加する中で、3人の恩師と出会いました。
一人目は幼児教育のプロ。
二人目は脳科学のプロ。
三人目は今でいうコーチングのプロ。
彼らから幼児教育の大切さ、脳科学から知る能力の伸ばし方、食から子どもの知能を伸ばす方法、脳科学から知る子育ての方法などを教えて頂きました。
それまでもたくさんの関連の本を読んで学んできましたが、3人の恩師から話を聞いた瞬間、それまでバラバラだった全ての情報が一本に繋がったのです。
その答えが「鉄は熱いうちに打て! 三つ子の魂百まで」です。
小さければ小さいほど、特に0歳から3歳の教育が大事であるということです。
もちろん人間は何歳になっても変わることができます。
しかし、塾で思春期を迎えた子ども達を目の前にして感じることは、大きくなってから可能性を伸ばすことは本当に大変であるということです。
周りがいくら応援しても、本人のやる気がなければ伸びません。
今現在たくさんの学習塾があります。
その中でほとんどの学習塾が、高校受験に間に合わせるために夏期講習、冬期講習で長時間子ども達を縛り付けて、1点でも上げるため努力をしています。
そして、やる気がない子供たちのために、多くの親が大金を支払っているのです。
それは今も昔も変わりません。
受験の時期になり、親子で困り、喧嘩をしながら塾に大金を払うことは親子の幸せにつながるのでしょうか。
私はいまだに現場で指導していますが、大きな声で「そんなことはない!」と断言できます。
そんな親子を一人でも無くしたいとの思いから、私は幼児教室を立ち上げました。
子ども達は無限の可能性を秘めている
幼児教室を立ち上げてから約40年が経過しました。
私のスタンスとして「子供達の夢を応援する」ことなので、学歴は重視していませんが、幼児期から関わった子供たちは、東京大学、京都大学、早稲田大学、慶応義塾大学と合格し、皆さん活躍しています。
最近では海外の大学に進学する卒業生も出てきて、ハーバード大学で建築を学んでいる子もでてきました。
勉強面以外でも、スポーツや芸術面でも皆さん活躍されています。
彼らの共通点は、乳幼児期から、「幼児期の教育」「親の肯定的思考と親子の人間関係」「脳科学をきちんと理解」し、バランスよく取り組んでいることです。
40年前は「子どもは何もできない無力な存在」と世間では思われていましたが、今では子どもに関する研究も進み、乳幼児期の教育がその後の人生を左右するという結論がでました。
子育ての主役はママだっていい
よく子育てはフルマラソンと例えられます。
子どもが巣立つまでの約20年、私のように「知らなかったから子育てに苦労する」のではなく、「事前に知っているから楽しい子育てができた」という親がたくさん増えて欲しいと願っています。
また子ども達にとっても、先行き不透明な時代、ストレスにまみれた時代に突入しています。
子ども達が自己肯定感高く、やる気に溢れ、コミュニケーション能力が高い子どもになり、夢や希望をもって、楽しい人生を送って欲しいと願っています。
現在スマートフォンが浸透し、情報が簡単に手に入る時代となりました。
しかし、周りを見渡しても「情報が手に入ったから子育てが楽になった」という人はあまり見たことがありません。
むしろ情報が多すぎて苦しんでいる親子が増えていると感じます。
また昔と違いお母さんの取り巻く環境も大きく変わり、昔より子育てが大変になっていることを感じます。
ネットにある断片的な情報ではなく、体系的に、そして事前に子どもという特別な時期や存在を知る事で、子どもとの関係がより楽しい物となります。
勇気をもって一緒に子どもについて学びませんか?
お母さんが我慢をする子育てではなく、主役はママだからこそ楽しく子育てを送る為に、メルマガ内で私が学んできたこと全てをお伝えしています。
メディア実績
著者に
『子育てに成功するお母さん 失敗するお母さん』(文芸社)
『お母さんのポジティブ育児法』(主婦と生活社)
『心が強く稼げる子になる方法』(文芸社)など