子どもが間違っていたらどの様に接すればいいのでしょうか。
結論から言うと、指摘せず本人が気がつくまで待つことが重要です。
そのように言われても、一体何歳まで待てばいいのか、小学校に入って宿題を間違えたらどうしたらいいのか、年齢によって対処が異なります。
ここでは大きく1歳から6歳、小学校低学年、小学校高学年に分けて子どもへの接し方をお伝えします。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①1歳から6歳のときの対応
1歳から6歳の子どもだと日常の生活の中での間違いが気になる親が多いです。
例えば、
- ボタンの掛け違い
- 靴が左右履き間違い
- 服が表裏
などです。
この様な場合は子どもが気がつくまで待ちましょう。
親は「子どもが園で笑われたらどうしよう」、「恥ずかしい思いをしたらどうしよう」と子どもが気がつく前に親が指摘してしまいます。
しかし、子どもが気がつく前に親が指摘することで、子どもの成長のチャンスを逃します。
それでは子どもの間違いに気がついたらどうしたらいいのでしょうか。
そのようなときは間接的に指摘をしましょう。
例えば服を裏返しに着ていたら「鏡を見てみようか」と伝えましょう。
そこで子どもが気がつけば「着替え直そうね」と親が一言言えば子どもも納得します。
気がつかない場合もありますが、それはまだそこまで成長していないサインです。
気がつく日が来るまで見守ります。
または親以外の第三者、例えば友達が気がついて指摘することも子どもにとっては良い経験となるでしょう。
中には服を裏返しに来ていることに気がついてもそのまま気にしない子どももいますが、いつかは自分で間違いを直すことができる日が来ます。
しばらく様子を見て、子どもから相談されたりと成長の機会が見られたら答えてあげましょう。
②小学生のときの対応
小学校に子どもが入学すると、一番親からの相談が多いのが宿題の間違いです。
- 答えを間違ったら先生に指摘される
- やり直しはすべきだ
などさまざまな意見があるかと思いますが、多くの親が宿題の習慣化と答えの正確さの両方を一度に子どもに求めてケンカになります。
まずは宿題の習慣化を優先しましょう。
答えが間違っていることもありますが、宿題をやったそのプロセスを認めて褒めてあげましょう。
人は新しいことを習慣にするには約3ヶ月ほどかかります。
親から見て子どもが宿題やプリントが習慣化したなと感じたら、次に一緒に見直しをするなどして正確性を求めましょう。
また少し話は脱線しますが、「宿題に取り掛かるのに時間がかかる」という相談もよくいただきます。
もし宿題に取り掛かるのに時間がかかる場合は、
- 親が鉛筆、宿題のセッティングをしてしまう
- 身の回りにゲームなどの気が散るものを一度片付ける
などをして子どもが集中できる環境を用意してあげましょう。
子どもは宿題はやるものだと頭の中で理解しています。
しかし、ランドセルから宿題を出すまでの心理的ハードルが高く、時間がかかることが多々あります。
一度宿題に取り掛かれば多くの場合、すぐに終わるので、この様なときは習慣になるまで親が手伝いをしてもよいでしょう。
まとめ
子どもが小さいうちは、子どもが間違いに気づくまで待ちましょう。
親が先回りして指摘したり代わりにやってしまうと、子どもの成長の機会を奪ってしまいます。
子どもが園で笑われたらどうしようと親は心配しますが、その様な経験をすることも子どもには重要です。
どうしても間違いが気になる場合は直接「これ間違っているよ」と指摘するのではなく、「一回鏡を見てみよう」「一度見直してみよう」と間接的に注意をすることで子どもの自立に繋がります。