離乳食も終え、子どもに食事を用意するにも、一切食べなかったり、食べムラがあったりと、どうすればいいのか悩む親も大変多いのではないでしょうか?
子どもの好き嫌いや食べムラを改善するには次の5つがおすすめです。
- 新しい食材・メニューだけにしない
- 親が美味しそうに食べる
- 食事回数は1日5回にし、間食をしない
- 食感、見た目を変える
- 焦らずゆっくり進める
1つずつ説明しますね。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①新しい食材・メニューだけにしない
子どもたちの特性として、子どもは同じことを繰り返すことがとても大好きで、新しいものに挑戦することが好きではありません。
食事も同様で、「ご飯ができたよ」と呼ばれてテーブルに駆けつけてみたら、見たことも食べたこともない何か新しいものがあるとパニックになってしまいます。
そのため、親が「そろそろこの食材も試したいな」と思ったら、普段食べるもの、子どもが好きな物の中に新しい食材や料理を少量加えるようにしましょう。
そうすることで普段食べ慣れているもの、自分が好きな物に新しい料理が隠れますので、興味を示して挑戦しやすくなります。
②親が美味しそうに食べる
親子で一緒に同じ食事をすることで、子どもも安心して食が進みます。
親子で同じ色、見た目のものを食べることで、子どもも「親が食べているから安心なもの」と認識し、新しい食材でも恐怖心がなく挑戦することができるようになります。
他にも食後のデザート、お菓子などを親が美味しそうに食べている姿を見ると、子どもも「お父さん、お母さんがあんなに美味しそうに食べているから美味しいに違いない」と興味を持ちます。
そのため、子どもにまだ与えたくないものは、子どもが居ないところで食べるようにしましょう。
③食事回数は1日5回にし、間食をしない
食事に関する親の悩み相談を聞くと、「子どもが食が細く、全然食べてくれない」という相談をいただきます。
確かに、食事の量には個人差がありますが、その保護者の1日の食事の流れを記録してもらうと、親が子どもの体重が増えなかったらどうしようと心配で1回の食事が長時間にわたっていることが分かりました。
1日の様子から、子どもが常にお腹がいっぱいで、食べる必要性を感じていないのではと思い、実際に食事以外の間食を辞めた結果、子どもが毎食きちんと食べられるようになりました。
幼児期は、
- 食事と食事の間は約2.5時間空ける
- 間食の時間は10時、15時など固定する
- 適度な量の、おにぎり、パン、蒸した芋、野菜、果物、乳製品などを間食として選ぶ
- パックジュースは控えて、水かカフェインのないお茶にする
このようにルールを決めて、それに基づいて行動をしましょう。
特にパックジュースの飲み過ぎは、1日の砂糖摂取量の目安を簡単に超えてしまいます。
砂糖を摂りすぎると、子どもが落ち着かない、やたら元気で走り回る、体が冷えるなどデメリットがあるので、1日の砂糖摂取量は注意しましょう。
④食感、見た目を変える
子どもは口の中が敏感なため、野菜の食感が不快に感じることがあります。
そのため、調理方法を工夫してみじん切りやすり潰して食感を変えましょう。
食感が変わると、今まで食べられなかったものが食べられるようになることがあります。
また、クッキーの型などを使って、見た目を変えたり、お皿をいつもと違うものに変え、雰囲気を変えるだけで、子どもが興味をもち、新しい食材にも挑戦できます。
⑤焦らずゆっくり進める
「子どもが好き嫌いが多くなったらどうしよう」
「このまま体重が増えなかったらどうしよう」
子どもの成長のことになると、親は常に不安になりますが、焦らずゆっくり進めることです。
子どもの嗜好は成長と共に変化していきます。
今食べられなくても、数年後には食べられるようになります。
親の心配は子どもに伝染しやすいので、「ま、いいか」という気持ちで細く長く続けましょう。
まとめ
子どもの特徴を知ることで、子育ては楽になります。
特に言葉を発することができない乳幼児期は、親が不安になりますが、子どもを知ることで迷わず進むことができます。
好き嫌いや食べムラは、多くの親が悩むランキングに常に上位に入りますが、子どもの様子を見守りながら少しずつ工夫をしましょう。