赤ちゃんのときから五感を刺激するメリットとは?

赤ちゃんの健全な発達や成長を促すには何をすればいいのでしょうか。

結論から言うと、五感を刺激することがおすすめです。

五感と言う言葉はよく聞くけれども、一体何なんでしょうか。

ここでは、赤ちゃんのころから、五感を刺激する重要性について説明していきます。

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執筆者

いくみん先生

自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。

常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。

その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。

著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。

(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績

目次

①赤ちゃんは五感を通じて情報を吸収している

赤ちゃんは脳が未発達の状態で生まれてきます。

まだ自分の意志で思うようにしゃべったり、体を動かすことができない赤ちゃんは、五感を通じさまざまな情報で脳を刺激することで成長していきます。

例えば、絵本を読むこと一つ取り上げても、

  • 親と子の肌の密着
  • お話を読むことで耳から音の刺激
  • 絵本の絵から目の刺激

このように、さまざまな五感が一度に刺激されています。

では、五感という言葉はよく聞きますが、一体なんなのでしょうか。

②五感とは何なのか

五感とは、

  1. 視覚(目で見る力)
  2. 聴覚(聞く力)
  3. 触覚(手や肌から感じる力)
  4. 嗅覚(匂いを感じる力)
  5. 味覚(味を感じる力)

のことです。

改めて1つずつ説明していきますね。

①視覚(しかく)とは

視覚とは簡単に言うと、目で見る力です。

視覚は、視力だけではなく、目を動かしたり、目のピントを合わせたりすることも視覚に含まれます。

人間は目から約80%の情報を吸収しているといわれています。

視覚を鍛えることで、大きくなった後学習面において、漢字を覚えやすくなったり、読解力が上がったりします。

またスポーツ面においても、ボールを目で追ったり、物事の奥行きを感じたりととても大事な機能です。

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだぼんやりとしかみえず、視野(しや:目で見える範囲)も顔から16㎝〜24㎝と狭いのです。

また生まれたばかりのときは、色も黒・白・グレーなど限られた色しか判別できません。

そのような時期は、白黒のモビールがおすすめです。

ベビーベッドなどに固定したりすることで、常に目の前にあり、視覚の発達を促します。

首を振らないように左右上下を眼球が動く範囲で刺激を加えることによって物の見え方の練習を行います。

成長に伴い、カラーカードに変えて色の認識や図形を加え視野の拡張を進めていきます。

②聴覚(ちょうかく)とは

聴覚(ちょうかく)とは、耳から聞こえる音の刺激のことです。

聴覚は比較的早い段階で成長し、お腹にいるときからママの声を認識しています。

生まれてきた赤ちゃんでは、ママの声を聞き分けているとも言われます。

そのため、たくさん語りかけてあげることが大事です。

赤ちゃんはまだ何もわからないからといって、赤ちゃん言葉を使ったりする必要はありません。

赤ちゃんは何でも触れたもの、感じたもの、聞いたもの、全てをそのまま吸収していくので、大人に話しかけるように話しましょう。

また、赤ちゃんに話しかけても反応がないから意味がないのではと悩むお母さんもいますが、赤ちゃんの時期はインプットの時期と言われています。

赤ちゃんは大きくなってからお母さんとお話をするために、情報をインプットして準備しているのです。

話しかけても反応が無いのは、運動機能が未発達だからです。

聴覚は耳からお話を聞いて理解をしたり、物事を聞いて覚えたり、いろいろな音を聞き分けたりと目の次に情報量が多い機能です。

聴覚を刺激して発語時期に備えましょう。

③触覚(しょっかく)とは

触覚とは、肌から受ける刺激のことです。

赤ちゃんの時期は、

  • 痛い
  • かゆい
  • 熱い
  • 冷たい
  • かたい
  • やわらかい

このような刺激にとても敏感です。

親からなでたり、触ってもらい皮膚からの刺激をたくさんうけることで、赤ちゃんは不安が和らぎ、安心する効果があるので、たくさんなでてあげましょう。

また、少し大きくなってくると、子どもは自分の手を使って、情報を収集し始めます。

「手は第二の脳」「手はセンサーである」など、さまざまな表現があるほど、手の発達を促すことは重要です。

大きくなってから手先の練習をするのではなく、小さい頃から手を動かす練習をしましょう。

小さい頃は握る動作や、ものをつまむ練習がおすすめです。

色々な手の動きができるよう、小さい頃から意識して取り組みましょう。

手触りを感じる手作りおもちゃ

③嗅覚(きゅうかく)とは

嗅覚(きゅうかく)とは、匂いを感じる刺激のことです。

赤ちゃんは嗅覚に対してとても敏感です。

視覚が未発達のなか、おっぱいを飲めるのは嗅覚で探しているからです。

味覚と連動して、味を感じるためには嗅覚が必要です。

また、匂いは脳に直接刺激を与える感覚器官です。

例えば好きな食べ物の匂いを嗅ぐと、その食べ物を思い出し、お腹がすくということがあります。

普段の生活の中で、果物の匂いなどを嗅がせるなど、匂いに触れる機会を作ってあげましょう。

④味覚(みかく)とは

味覚(みかく)とは、味を感じる刺激のことです。

乳児期には、ミルクから甘味やうまみを感じ取っています。

赤ちゃんは大人より味覚のセンサー能力が高く、味を感じる神経細胞は約1万個といわれています。

対して、大人になると約7500個と減少してしまうので、赤ちゃんの味覚センサー能力は高いと言えます。

生後5ヶ月から離乳食を始める方が多いかと思いますが思いますが、味付けはシンプルにし、素材の味を教えてあげましょう。

味覚は10歳頃にピークになり、味覚の基本が整います。

離乳食では、素材の美味しさ・出汁のうま味をこの時期に経験しておくことで、今後の健康管理にも影響を与える感覚だと言えます。

よく子どもが野菜など食べてくれないと相談がありますが、食べない場合は野菜そのものの味や味覚より、シャキシャキ、ジャリジャリなど触覚・食感が嫌な場合がおおいです。

野菜を刻むなどして調理法を変え、食感を変えることがおすすめです。

まとめ

子どもの健全な発達をうながすには、五感を早いうち刺激し幅を広げておく必要があります。

子ども達は未発達の状態で生まれてきます。

子ども達の中には苦手な感覚を持っている子どももいるので、早いうちから色々な感覚に慣れ親しんでいくことで、何事にも意欲的に取り組む子どもに育ちます。

親子で遊びながら体験し、色々な感覚を経験させてあげましょう。

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