子どもがおやつを食べ過ぎなくなるたった1つのルール

子どもが、

  • お菓子が食べたいと癇癪を起こす
  • お菓子を食べ過ぎて夕食を食べてくれない

このように悩む親も多いのではないでしょうか?

お菓子の食べ過ぎは、

  • 体重の増加
  • 虫歯増加
  • すぐに癇癪を起こすようになる

このように子どもにさまざまな悪影響を与えます。

しかし頭ではわかっていて今さらお菓子を制限しても、子どもと喧嘩になりどうしてもいうことを聞いてくれない。

もしこのような悪循環で悩んでいるのであればおやつの前に「おにぎり」を与えましょう。

この記事ではおやつの前におにぎりを食べることのメリット2つをお伝えします。

また記事の後半では、

・どれぐらいの量を与えていいの?

・作り置きはしていいの?

・味付けはどうすればいい?

・今さらおにぎりに興味をもてない子どもへの接し方

上記4つよくある質問についてお答えします。

忙しい方、または音声で聞きたい方は以下の動画を参照してください。

【Youtubeチャンネル すくベビ】【これで解決!】子どものおやつとの上手な付き合い方

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執筆者

いくみん先生

自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。

常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。

その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。

著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。

(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績

目次

1.おやつの前におにぎりを食べるメリット2つ

おやつの前におにぎりを食べることで以下の2つのメリットがあります。

  1. 満腹中枢が刺激される
  2. おにぎりは低脂質、中炭水化物で体に負担なくすぐに消化される

1つずつ説明していきますね。

①満腹中枢が刺激される

食物繊維が含まれているおにぎりをおやつの前に食べることできちんと満腹中枢が刺激されます。

満腹中枢が刺激されることで満足し無駄にお菓子を食べることがなくなります。

そもそもなぜ子どもはお菓子を欲しがるのでしょうか?

理由は簡単で、子どもたちは成長するためにたくさんのエネルギーが必要です。

しかし、消化器官が発達中なため一度にたくさんの量を食事で食べることができません。

そのため、子どもたちはすぐにお腹が空くのです。

おやつの時間になると子どもたちはお腹がペコペコなので、おやつから夕ご飯までの間に補食としておやつが必要なのです。

しかしお腹が空いている状態でお菓子を食べると必要以上に食べてしまいます。

そのため、噛みごたえがあるおにぎりをおやつの前に食べて食欲を満たしてあげましょう。

それ以外にも空腹の状態でお菓子を食べると止まらない理由があります。

それはお菓子を食べることで脳から快楽のホルモンがたくさんでるからです。

人は一度この快楽のホルモンが出るともっと食べたくなってしまいます。

私たち大人もお腹がペコペコのときに目の前に大好物のお菓子があったら1つだけで満足できますか?

きっと多くの方が「もう一つぐらい食べようなかな?」と思うはずです。

食べすぎると大人なら「もう食べ過ぎたしこれぐらいにしておこう」とある程度はコントロールできます。

しかし子どもは脳がまだ未発達なので一度食べ始めると自分の意志で止めることがなかなかできません。

また言葉がまだ話すことができない小さい子どもがお菓子のあげすぎで、すでに砂糖に依存しているのであれば癇癪という形で親に強烈に訴えるでしょう。

なのでおやつの時間になったらまずは食べ応えのあるおにぎりを最初に与えてあげてください

そうすることでそのあと食べるお菓子は少量で済みます。

砂糖が子どもに与える影響については以下の記事を参照してください。

②おにぎりは低脂質、中炭水化物で体に負担なくすぐに消化されるから

低脂質な食べ物は体内で消化されやすいため体に負担があまりかかりません。

消化されやすい食べ物を摂取することで、子どもの体内に必要な栄養素がすぐに巡り血糖値が安定します。

そうすることで無駄な癇癪やぐずぐずが減ったり、お習い事で頭や体を使うのであれば集中しやすくなります。

おにぎりは低脂質、中炭水化物で消化の際子どもたちの体に負担があまりかかりません。

そのため、お菓子を食べる前におにぎりがおすすめなのです。

ほかにもよく子どもがお菓子を食べすぎて夕ご飯を全然食べてくれないという悩みをよくいただきます。

その理由は簡単でおやつに食べたお菓子が夕ご飯までに消化されずお腹がすいていないからです。

市販のお菓子はどうしても食感をよくするために揚げてあったり、口当たりをよくするために脂質、つまり油がたくさん入っています。

脂質以外にも塩分や糖分の摂り過ぎは食べたお菓子を消化・分解するために体内にあるビタミンやミネラルを消費することをご存じですか?

体にあるビタミンやミネラルを消費すると人は言葉にはできないけれどもなんとなく不調を感じます。

私たち大人も美味しい揚げ物をうっかり食べすぎて、その後胃がもたれたりしませんか?

子どもは自分の体の状態を言葉で上手に伝えることはまだできません。

だから親が調整する必要があるのです。

そうならないためにもおやつの前に消化されやすく満足感を感じるおにぎりを食べましょう。

2.よくある質問

おやつの前におにぎりを与えることで、子どもの食生活が改善するという話をお伝えすると、以下4つの質問をよく頂きます。

  1. おにぎりはどれぐらいの量を与えたらいいのか
  2. 作り置きはしていいの?
  3. 味付けはどうすればいい?
  4. 子どもが今さらおにぎりに興味を持たない場合の対処法

1つずつ説明しますね。

①おにぎりはどれぐらいの量を与えたらいいのか

1つ目のおにぎりのサイズ、ご飯の量の目安ですが、2歳でピンポン玉サイズのおにぎり1つからはじめて様子をみましょう。

3歳から5歳になればお米の量の目安は約100gです。

100gは大体子ども用お茶碗1杯分です。

それを2つに分けておにぎりにを作りましょう。

不思議なもので子どもは大きいおにぎり1個よりも、小さいおにぎり2個の方が満足します。

それ以降の年齢になってくるとお習い事が始まったりとそれぞれご家庭での条件が大きく変わってくるので、お子様と相談しながら夕ご飯に響かない量で調整しましょう。

またおにぎりを食べる際はお茶などの飲み物と一緒に召し上がってください。

水分と一緒におにぎりを食べることで胃の中で膨らみより満腹感を感じることができます。

もし子どもが大きくなり「おにぎりが足りない」と言われたら、まずは飲み物を温かいものにしてみてください。

なぜなら温かい飲み物はより満腹感を感じやすいからです。

それでも足りなければお米の量を増やしてみましょう。

②作り置きはしていいの?

作り置きをしたおにぎりですが手作りで作ったおにぎりは常温・冷蔵で約半日が目安です。

それ以上時間が経つと食中毒の可能性も増えますので、食べ残した場合や食べられなかった場合は破棄します。

忙しいご家庭でおにぎりをあらかじめ作り冷凍保存をするのであれば、約2週間ぐらいを目処に食べ切りましょう。

それ以降は食感や風味が損なわれます。

③味付けはどうすればいい?

味付けについてですが、子どもの好きなふりかけから始めてみましょう。

またおやつの前におにぎりを食べる習慣を作るのであれば、最初は子どもの好きな具材を入れてあげても構いません。

また海苔を巻いてあげることでミネラルも摂取できるのでおすすめです。

④子どもが今さらおにぎりに興味を持たない場合の対処法

おにぎりが良いことがわかったとしても、子どもが興味を示してくれなければ何も始められません。

その場合はまずは子どもと一緒におにぎりを作りましょう。

そして、子どもにふりかけの味や具の中身を決めてもらうことです。

子どもたちが自分の意志でものごとを決めると不思議なことに自分で決めたルールは守りたいという心理が働きます。

それと同時に一緒におにぎりを作りながら、なぜお菓子の前におにぎりを食べて欲しいのかパパ・ママから伝えてあげてください。

そうすることで子どももスムーズに理解できるようになります。

まとめ

今、現代人は年間で19,000gを超える砂糖を摂取しているといわれています。

砂糖の摂り過ぎは、

  • 肥満
  • 虫歯の増加
  • メンタルヘルスへの影響
  • 栄養バランスの乱れ

これだけではありませんがさまざまな影響を体に与えます。

おやつは大人になっても続く長期的な習慣のため、甘いものやお菓子の量は小さいころから自分でコントロールできるようになって欲しいことの一つです。

しかし、お菓子は一口食べると脳内から幸せホルモンが出て脳が未発達の子どもは自分1人ではお菓子の量をコントロールすることができません。

そのため、お菓子や甘いものを食べる前に炭水化物である「おにぎり」をまずは食べましょう。

満腹感を味わえそのあと食べるお菓子の量を調整できるようになります。

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