2歳の子供でも自分で片付けができる4つの教え方

毎日、子どもに「片付けなさい」と怒鳴り、「また怒ってしまった」と反省することはありませんか

子どもは脳が未発達のために、複雑なことを一度に処理することができません。

そのため、子どもが一人で片付けられるようになるには、伝え方、教え方、環境設定にコツがあります。

ここでは具体例を挙げながら説明していきます。

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執筆者

いくみん先生

自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。

常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。

その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。

著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。

(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績

目次

子どもが自分で片付けられるようになる教え方4ステップ

子どもが自分で片付けられるには以下の4ステップが必要です。

  1. どこまでが子どもの遊び場なのか具体的な場所を決める
  2. 一度に遊んで良いおもちゃの数を決める
  3. 片付ける場所を決める
  4. 子どもが自分で片付けられるサイズの棚や箱などを用意する

1つずつ解説していきます。

①どこまでが子どもの遊び場なのか具体的な場所を決める

おもちゃなどで部屋を散らかす大きな理由の1つは、どこまでが子どもの遊び場で、どこからが汚していけないのかを子どもに伝えないないからです。

ママには汚してほしくない場所、子どもに遊んでいて欲しい場所があるはずです。

子どもがおもちゃで遊び始める前に、遊んで良い場所をお母さんが具体的に指定しましょう。

一番簡単なのは、以下画像のように、ラグやカーペットの中で遊ぶよう指示をすることです。

場所を限定する

おもちゃを渡す前に、「このカーペットの中で遊んでね」とルールと遊ぶ場所の枠を決めることで、子どもは約束を守りやすくなります。

②一度に遊んで良いおもちゃの数を決める

おもちゃ箱の中に、使わなくなった物がたくさん残っていませんか。

脳が未発達な子どもは、一度にたくさんの物を扱うことができません。

使わなくなったおもちゃや、年齢や発達にあわなくなった物は、定期的に処分をするか、違う箱に仕分けをしましょう。

これでおもちゃの数が減ります。

その上で、一度に遊ぶおもちゃの数を子どもに指定します。

具体的には子どもに「一度に遊べるおもちゃは3つまでだよ。もし飽きて他のおもちゃで遊びたければ、1つ片付けてから他のおもちゃで遊ぼうね」と具体的に指示を出しましょう。(以下参考画像)

遊んで良いおもちゃの数を限定する

③片付ける場所を決める

子ども目線に立ち、片付ける場所を決める時は以下の2点に注意が必要です。

一つずつ説明しますね。

①片付ける場所を決め親子で必ず場所を共有する

子どもは単純で同じことを繰り返しながら、より複雑なことができるようになります。

そのため、おもちゃの片付ける場所は、シンプルで分かりやすい場所にします。

ママの都合でおもちゃの片付ける場所が常に変わることは避け、場所を指定しましょう。

②子ども目線に立ち家の中を観察する

一度、お母さんが家の中を観察してみましょう。

子どもの目線に立ち改めて家の中を見回してみると、子どもが片付けられない理由が見えてきます。

例えば

  • 片付けの導線が悪い
  • サイズが大きすぎて子どもが自分で扱えない
  • 棚が高すぎて子どもが届かない

など、子どもが自分では片付けられない理由が見えてきます。

その場合、以下を参考にして改善をします。

④子どもが自分で片付けられるサイズの棚や箱などを用意する

自分で片付けられるよう、子どもの成長にあった物を選んであげましょう。

子どもが自分でできる片付けは以下3つです。

  1. おもちゃの片付け
  2. 絵本の片付け
  3. 服の片付け

1つずつ解説しますね。

①おもちゃの片付け

おもちゃを遊んだまま片付けないと悩むお母さんも多いです。

住環境にもよって異なりますが、可能であればおもちゃは見える収納がおすすめです。(以下画像参照)

おもちゃの棚

(参照先:https://www.eurobus.jp/?pid=12371265)

おもちゃの位置を見える化することで、目印が分かりやすくなり、子どもが一人で片付けられるようになります。

もしおもちゃの棚を設置できないのであれば、箱を用意します。

おもちゃ箱を使った片付けのコツは、親子で共通の認識しやすいように、大きめのシールを貼るなど工夫をします。

目に見えやすい工夫をすることで、指示が具体的になり、子どもが自分で片付けやすくなります。

②絵本の片付け

絵本の片付けもお母さんを悩ます一つの理由です。

絵本の片付けには表紙が見える本棚がおすすめです。(以下画像参照)

絵本の棚

絵本専用の本棚を用意することで、導線ができ上がり、子どもたちは自分で絵本を片付けやすくなります。

③服の片付け

服の片付けは、子ども専用のハンガーとハンガーラックを使います。

子どもが自分で扱える大きさ、高さのものを用意することで、子どもたちは自分で片付けができるようになります。

下の画像は年長さんのご自宅の様子です。

ハンガーラック

お子さんが片付けることができず、以下のように指示を出したところ、片付けの習慣がつきました。

  • 今日着る服を決めて、お母さんが服をかけておく
  • 「ぬいだ服はここにかけておいてね」と具体的に指示を出す
  • 「お出かけから帰ってきたら、着ている服をここにかけてね」

このように1ステップごとに具体的な指示を出しましょう。

2歳・3歳の子どもが扱いやすいおすすめの棚のサイズ

子どもが自分で片付ける棚の高さの目安は以下の通りです。

年齢の目安身長棚の高さ
0歳から2歳70cmから85cm30cmから60cm
3歳から6歳85cmから110cm60cmから90cm
子どもが届く棚の高さ目安

子どもへの説明の仕方

子ども目線に立ち環境を整えたあとは、子どもの目をみて、扱い方、しまい方などを説明する必要があります。

多くの場合、子どもはできないのではなく、やり方がわからないのです。

具体的な説明の仕方は以下の記事を参考にしてください。

まとめ

「早く片付けて」と叱る前に、身の回りの環境を見直しましょう。

片付け方をシンプルにし、子どもの目をみて説明しましょう。

子どもが片付けられないのには理由があります。

最初は準備などでお母さんの手間がかかりますが、自分でできることを増やすことで、子どもが自立し、言われなくても片付けられる子どもに成長します。

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