絵本の効果と赤ちゃんへの読み聞かせの基本

赤ちゃんに絵本を読んであげることはいいとよく言われていますが、実際にはどのような効果があるのでしょうか。

結論から言うと、

  1. 親子の絆を深め子どもの自己肯定感を高める
  2. 子どもの脳が発達する
  3. 語彙力が増える
  4. 想像力を高める
  5. 感情の発達を促す
  6. 絵本の読み聞かせは学力の基礎となる

このようにたくさんの効果があります。

出産準備中のお母さん、実際に読み聞かせを始めてみたけれども、なんとなく読んでいるお母さん達に向けに、絵本の効果と読み聞かせの仕方を1つずつ説明していきます。

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執筆者

いくみん先生

自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。

常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。

その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。

著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。

(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績

目次

絵本の効果とは

乳幼児期から絵本を読むことでさまざまな効果があります。

①親子の絆を深め子どもの自己肯定感を高める

絵本の一番の効果は、親子の絆を深め、子どもの自己肯定感を高めることです。

親子で触れ合いながら絵本を読むことで、子どもは「この人は安心できる」「自分は愛されている」という安心感を感じます。

この安心感が自己肯定感につながります。

「絵本を読むと学習効果が高い」「語彙が増える」などさまざまなメリットがありますが、子どもが自己肯定感を感じることで、より学習効果が高まります。

絵本を読み進めるうちに、絵本を読んでいる途中でページをめくったり、やはり違う絵本を読んで欲しいといったりさまざまな問題にぶつかりますが、まずは絵本を通じ親子で楽しい時間を一緒に過ごしましょう。

②子どもの脳が発達する

絵本を読むことで脳を刺激します。

たとえ赤ちゃんが親の言っていることがわからない年齢でも、絵本を読む親の声を聞くことで赤ちゃんの脳は刺激され、脳細胞のネットワークを構築します。

③語彙力が増える

子ども達は生まれてきた環境に適応するため、常に身近な人の顔や口を見て、しゃべり方や語彙を吸収しています。

「赤いリンゴをもった赤ずきんちゃんは・・・」というフレーズを何回も聞くことで、赤いりんごの絵と言葉を吸収していき「これがりんごというのか」と認識するようになります。

絵本を読むことで、言葉を話すことができなくても、0歳から1歳にかけて100語ぐらいまで言葉を覚え認識できるようになります。

また絵本を読むことで、普段の会話では使わない表現や単語を聞くことで、より多くの言葉を学びます。

④想像力を高める

絵本を読むときは、ある程度の抑揚をつけることで想像力が育ちます。

お話に集中できないほどのおおげさな抑揚はおすすめしませんが、支障のない範囲で抑揚をつけて絵本を読むことで、子ども達は「ページをめくったら次はどんなことがおこるのだろうか」と期待し想像します。

例え何度も読んでいる絵本でお話がわかっていても、子ども達はドキドキワクワクすることで脳を刺激し、子ども達の想像力を大きく高めます。

⑤感情の発達を促す

絵本を読む人が抑揚をつけることで、子ども達は声の様子から感情を察知できるようになります。

子ども達は大人が読む声のトーン(嬉しそうな声、怖そうな声、悲しそうな声など)を敏感に察知し、赤ちゃんの感情の発達を促します。

⑥絵本の読み聞かせは学力の基礎となる

日本で行われた研究でも絵本の読み聞かせは学力が向上するという結果が出ています。

参考:絵本の読み聞かせが、⼦供の学⼒を伸ばす――全国学⼒・学習状況調査からの⽰唆」より

この研究によると、読み聞かせの習慣がある家庭と、読み聞かせの習慣がない家庭を比較した時に、読み聞かせの習慣がある家庭の方が学力が高い傾向があることがわかりました。

また、日本だけでなく海外の研究でも、乳幼児期からの読み聞かせは、その後の子どもの高校時代の学力に影響すると指摘しています。

参考:Let’s Read Them a Story! The Parent Factor in Education

乳幼児期からの基本的な絵本の読み方

私はさまざまな絵本の読み方があって良いと思っています。

歩き始める時期や、イヤイヤ期などそのときの子どもの様子によって絵本の読み方を工夫することも大事ですが、ここでは生まれて間もない子ども達への基礎的な読み聞かせ方法をお伝えします。

  1. 絵本を固定し動かさない
  2. ゆっくりと声を出して読む
  3. 絵本の文章を変えない
  4. 抑揚をつけすぎない
  5. さまざまな体位で読む

1つずつ説明しますね。

①絵本を固定し動かさない

生まれたばかりの赤ちゃんは、上手にまだ目を動かすことができません。

0歳児の本は色が原色ではっきりした色だったり、絵が大きい本が多いです。

赤ちゃんがじっくりと絵が見えるように、絵本の位置は固定し動かさないようにしましょう。

②ゆっくりと声を出して読む

赤ちゃんは親の声が大好きです。

生まれたその日からお父さんとお母さんの声を聞き分けると言われています。

大好きなお父さん、お母さんの声は、子どもに安心感を与え、語彙を増やす効果があります。

絵本の文章を聞き取りやすくするために、絵本はゆっくりと読みましょう。

③絵本の文章を変えない

絵本の文章を変えずに読みましょう。

何度も同じ絵本を読むと、大人が飽きてしまい、文章を変えたり語尾を変えたりすることがありますが、書いてある文章をそのまま読み聞かせしましょう。

④抑揚をつけすぎない

普段赤ちゃんに話しかけるように、絵本もある程度抑揚をつけて読みましょう。

しかし、過剰にする必要はありません。

ときにはゆっくり読んだり、ちょっと早く読んだり、少し大げさに読むことで、子ども達はより注意して絵本を聞くようになります。

⑤さまざまな体位で読む

赤ちゃんはお母さんとお父さんとの時間が大好きです。

そのため、ときには密着しながら読んだり、赤ちゃんの目や顔を見ながら絵本を読んだりといろいろと試しましょう。

まとめ

乳幼児期から絵本を読むことで、子どもにとってさまざまな良い効果があります。

何よりも親との濃密な時間は親子の絆を深め、子どもの自己肯定感を高めます。

無理のない範囲で長く細く続けていきましょう。

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