子供がはさみを使えるのはいつから?はさみの教え方完全版

子どもがはさみを使えるようになるのは、何歳からでしょうか?

結論からお伝えすると、早い子だと1歳6ヶ月からはさみを使うことができます。

一つの目安として、2歳ぐらいから手先を鍛える練習としてはさみを使いましょう。

はさみは子どもの手先や器用さを鍛えるのにおすすめの道具です。

ここでは、はさみが上手に使えるようになる練習の仕方をお伝えします。

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執筆者

いくみん先生

自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。

常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。

その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。

著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。

(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績

目次

①はさみを使う前の注意点

はさみを使う前に以下2点に注意します。

①はさみを使う前に握力を確認する

②子どもの握力にあったはさみを選ぶ

1つずつ説明しますね。

①はさみを使う前に握力を確認する

はさみを上手に使うには握力が必要です。

事実、握力が強く手先が器用な子は、早い子だと1歳6ヶ月からハサミを使うことができるようになります。

握力が強い子は、普段の生活の中で以下のようなことが自分でできます。

  • 洗濯バサミをつけたり外したりすることができる
  • 鉄棒などにぶら下がることができる
  • でんぐり返しができる

このような動作が出来るのであれば、はさみを扱える準備が出来ている証拠です。

②子どもの握力にあったはさみを選ぶ

子ども用のはさみを調べると、サイズ以外にも色々な種類があります。

具体的には、プラスチック製のはさみ、補助付きのはさみがあります。

プラスチック製のハサミは切れ味も悪く、使いにくいので、本物の刃がついたはさみを使いましょう。

金属製の子ども用はさみ

また、握力の弱い子向けに、バネが着いたはさみもありますがおすすめはしません。

バネが着いていると、いつまでもその補助具に頼ってしまうからです。

どうしても握力が弱い場合は期間限定で、バネがついたはさみを使用しましょう。

②はさみを教えるコツ

はさみを子どもに与え、説明するときは、以下4点に注意します。

①親と一緒に練習をする

②ゆっくりと使い方を見せる

③紙の厚さに注意する

④使用後は必ず子どもの手の届かない場所に保管する

1つずつ説明しますね。


①親と一緒に練習をする

はさみの練習をするときは、必ず親と一緒に練習をします。


最初に、はさみは使い方によっては危ないけれども正しい使い方をしたら、工作など楽しいことができるようになるということを子どもに伝えます。

次に、はさみを使うときはお母さんと一緒のときだけ使用することを約束しましょう。


②最初はゆっくりと使い方を見せること


お母さんが見本となり最初に手の動きを見せます。

まずは、使う指の説明をします。

そして、「親指、人差し指、中指をこのように、ギューパー、ギューパーと動かすんだよ」と手と動きを見せましょう。(以下画像参照)

ギュ・パー運動の様子



ハサミなしで動きを確認したら、実物のはさみを見せ刃がどのように動くのか見せます。

もし親指、人差し指、中指が上手に動かせない場合は、水鉄砲で遊ぶことで動かせるようになります。

子どもが理解しやすい説明方法は、以下リンクから読むことが出来ます。参照してください。


③紙の厚さに注意する

はさみで切る練習をするときは、紙の厚さに注意します。

おすすめは画用紙や厚紙です。

コピー用紙は紙が薄く扱いにくいため、はさみの練習には向いていません。(以下画像参照)

厚紙とコピー用紙の違い

程よい厚さの紙を準備しましょう。

④使用後は必ず子どもの手の届かないところへ片付けること

使い終わったら、刃先を自身で握り指側を相手に渡すよう教えます。(以下画像参照)


刃をむけて渡すと、相手が怪我をする可能性があることを伝えます。

子どもは、はさみを自分で使えるようになるとより興味を持ちます。
目を離した隙に一人ではさみを使うことは危険です。

はさみは子どもの手の届かない場所、見えない場所に片付けましょう。

③ハサミの熟練度別ステップ

子どもにはさみの使い方を教えたら、次のステップではさみの練習をしましょう。

いきなりはさみと紙を渡しても手が上手に動かないため、次の段階を1つずつ練習する必要があります。

  1. 1回で切る練習
  2. 2回で切る練習
  3. 直線、ななめ、波線を切る練習
  4. 円を切り抜く練習
  5. 形を切り抜く

1つずつ説明しますね。

①1回で切る練習

「はさみでちょきん」と切ってみようと言いながら、1回で切れる長さの紙を渡して一緒に練習をしましょう。

以下の画像のように絵が入っているものでも良いですが、用意が大変な場合は事前に1cm✖︎5cm程度の紙を親が切っておき、渡しても大丈夫です。

1回切りの紙

②2回で切る練習

1回切りができたら、2回切りに挑戦です。

「ちょきん、ちょきんと2回で切ってみようね」と言いながら練習します。

③直線、ななめ、波線を切る練習

2回切りができるようになったら、直線切りに挑戦しましょう。

何度もはさみを動かしたり、添えている手で紙を動かすことは子どもにとって難しい作業の一つです。

最初ははさみを何度も動かすことで手が疲れてしまったり、切りながら紙を動かすことができない子も多いため、親がサポートしましょう。

直線切りになれたら、ななめの線や、波線を切る練習をします。

④円を切り抜く練習

丸いものを切り抜く練習は常に紙を持っている手を同時に動かさないといけないため、子ども達にとってはとても高度な練習です。

丸いものを切り抜く

練習を重ねて、目と両手が上手に動かせるようにしましょう。

⑤形を切り抜く

ここまできたら最終段階です。

子どもが一人ではさみが使えるようであれば、さまざまな形を切り抜く練習をしましょう。

図形や動物の絵など子どもが気になるものを選ばせ、はさみの練習を進めます。

まとめ

はさみを扱うことで子どもの手先の器用さ、集中力が向上します。

それだけでなく、工作を通じ、達成感や想像力を養うチャンスです。

お子さんが集中してるときはそっと見守り、やり抜く力を身につけさせましょう。

幼稚園、保育園入園前がはさみを使えるようになる一つの目安ですが、遅くとも小学校入学前までには一人ではさみを扱えるようにしましょう。

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