子供にひらがなやカタカナをどうやって教えたらいいのか、悩むパパ・ママも多いのではないでしょうか。
文字の習得の順番は、最初に読めること、次に書けることを目標に教えていきましょう。
文字の習得に必要な流れは大きく分けて4つです。
- もじに触れる環境を赤ちゃんのときから整える
- たのしく文字読み遊びをする
- お絵描き気分で文字書きをする
- プリントを使い定着する
1つずつ説明しますね。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①もじにふれる環境を赤ちゃんのときから整える
すでにお子さんが年少以上であっても、赤ちゃんであっても、普段から文字にふれる環境を整えます。
目で見る機会を増やすことで、文字や言葉という物を認識し、興味をもちはじめるようになります。
具体的には以下の2つです。
- あいうえお表を貼る
- 語り掛けや絵本の読み聞かせをする
ひらがなをおぼえるために、かるたなどたくさんのおもちゃがありますが、基本的にはこの二つを試してから他のものを導入してみましょう。
1つずつ説明しますね。
①あいうえお表を貼る
家で一番時間を過ごす場所に、あいうえお表を貼りましょう。
さまざまなメーカーから出ているので、好きな物を購入すれば大丈夫です。
赤ちゃんの時期は視界に入れて、とにかく見る回数を増やすことが大事ですが、年少以降であれば、あいうえお表を使ってさまざまな遊びができます。
具体的な遊び方は後ほど紹介します。
②語り掛けや絵本の読み聞かせをする
子どもに語り掛けを1日30分したり、絵本を読み聞かせることで、文字を読めるようになります。
絵本の読み聞かせの仕方について悩んでいる方は、こちらの記事を参考にしてみてください。
②楽しく文字読み遊びをする
環境ができたら、あいうえお表や絵本を使って楽しく文字で読む遊びをします。
おすすめの遊びは以下の2つです。
- 名前あてクイズ
- 表を使いながらしりとり
1つずつ説明しますね。
①名前あてクイズ
お子さんの名前やペットの頭文字を使って、ひらがなを探しタッチしましょう。
1歳から2歳からできる遊びです。
例えば名前が「たろう君」であれば、「たろう君のたはこれだね」と一緒に指で文字をタッチしましょう。
目的を文字を覚えるより、あいうえお表のどこに「た」がどこにあるのか、場所を教える感覚で大丈夫です。
数回繰り返すうちに、自分でタッチできるようになります。
また、絵本を使って、あいうえお表と同じように、「りんごのりはどれかな」と聞き、先に「りんごのりはこれだね」と遊んでも効果が高いです。
ポイントは、先に答えをどんどん教えることです。
大人はつい1回2回教えた程度で子供を試したくなりますが、そのようなことはやめましょう。
試されると子供は楽しくなくなり、ひらがなに興味を持てなくなります。
ポイントは覚えるまで「りんごのりはどれ? これ」と同じ文字を繰り返すことです。
子どもが自分で触れるようになったら、次の文字を試してみましょう。
なお、3歳未満であれば、そのとき覚えていてもすぐに忘れてタッチできないことが多々あります。
それは当たり前のことで、自分の子供だけではないので、そういったものだと割り切ることも大事です。
教えてすぐに忘れても、その積み重ねが3歳以降アウトプットとしてつながっていきますので、長期目線で繰り返し取り組みましょう。
②表を使いながらしりとり
しりとりは2歳から3歳でできる遊びの一つです。
言葉のやりとりだけではなく、表にタッチしながらしりとりをしましょう。
例えば親が「りんご」と言いながらり・ん・ごと文字をタッチします。
子どもが「ごりら」と答えたら、子どもは文字がわからないので、親が手を持って一緒に「ご・り・ら」とタッチしましょう。
ただ眺めるだけではなく、体を使い、また手を使ってタッチするという動作を組み合わせることにより、楽しく文字を読めるようになります。
③お絵描き気分で文字書きをする
少しずつ文字読みの練習をしたら、次はお絵描き気分で文字をなぞりましょう。
1歳から3歳であれば、鉛筆やクレヨンを上手に持てなくても大丈夫です。
握力が弱いですし、文字というものがあることもまだ認識していません。
年少以降でもし鉛筆がうまく持てないのであれば、先にハサミ遊びや、鉛筆の持ち方の練習をすることもおすすめです。
ひらがなが書いてあるプリントで、ぬり絵をしたり、なぞり書きをしましょう。
書かれている文字を無視してお絵描きをしても、文字をなぞって線からはみ出ても大丈夫です。
文字に触れることが大事であり、子どもの好きなように描かせます。
④プリントを使い定着する
これらの段階を経てからプリントに挑戦します。
先にプリントから入らず、必ず①から③のような読み遊びをしてからプリントに進みましょう。
興味がないのに、プリントだけ与えられても楽しくありませんし、習得するスピードも遅くなります。
もし嫌がって取り組まないのであれば、めいろや点つなぎなど、線を書く取り組みをしましょう。
文字を書く練習よりも、鉛筆の持ち方や、運筆の練習をすることが大事です。
また文字のなぞり書きには興味をもてなくても、絵日記には興味を持つ子どもも多いので挑戦してみましょう。
⑤番外編
あいうえお表と絵本があれば、大体の遊びができます。
カルタなどはやることは同じですが、目新しく印象が違うので、飽きたら導入しましょう。
それ以外にひらがな、カタカナ、漢字などを教えるのにはフラッシュカードがおすすめです。
まとめ
ひらがなやカタカナを習得するには、まずは一文字読みから練習しましょう。
ひらがな表や絵本は、親子でふれあい、体を動かしながら習得するのにぴったりです。
読めるようになってから、書く練習をし、文字の定着をしましょう。