子どもには将来
- 自分の力を発揮して活躍して欲しい
- 賢い子どもに育って欲しい
- 運動神経の良い子になって欲しい
この様に悩むものの、運動の習い事をしたらいいのか、教室に通ったらいいのか悩む親も多いです。
もし将来活躍する子どもになって欲しいならば、幼少期からの感覚遊びが重要です。
感覚は学びの土台とも言われており、鍛えておかないと普段の生活の中でも問題が起こります。
ここでは、
- 家庭で育てるべき感覚2つ
- なぜ感覚遊びが重要なのか
- 感覚を育てるにはどんな遊びをすればいいのか
これらについて1つずつお伝えします。
少しマニアックではありますが、やることはいたってシンプルなので参考にしてください。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①育てるべき感覚2つ
感覚には五感以外にも
- 前庭感覚(ぜんていかんかく)
- 固定感覚(こていかんかく)
これ以外にもありますが、ご家庭ではこれら2つの感覚を幼少期から育む必要があります。
とくに前庭感覚と固定感覚は普段の遊びから体験したい感覚です。
①前庭感覚・固定感覚とは
これらの感覚をバランス良く使える必要があります。
この二つの感覚は、
- 姿勢
- 呼吸
- 日常生活の動作
- 集中力
これらの日常欠かすことができない活動に大きく影響します。
また、これら二つの感覚がうまく働かないと、
- 乗り物酔いをする
- 転びやすい
- 細かい作業ができない
- 真っ直ぐ並べない
などさまざまなシーンで影響を及ぼします。
そのため、五感やこれら二つの感覚を刺激する感覚遊びが重要になります。
五感とは何か知りたい方は以下の記事を参照してください。
②感覚を育てるにはどんな遊びをすればいいのか
前庭感覚、固定感覚を育むにはどんな遊びをすればいいのでしょうか。
結論から言うと次の遊びがおすすめです。
- ハイハイ
- 手押し車
- フラフープ・トランポリン
- ジャングルジム
- 布のボールでボーリング
- けんけんぱ
- だるまさんが転んだ
1つずつ説明しますね。
①ハイハイ
ハイハイは全身の筋肉を鍛える良い遊びです。
ハイハイができる時期は一人一人違います。
しかし、小さい頃からうつ伏せ遊びなどをしておくとスムーズにハイハイへ移行できます。
ハイハイは両手・両足を交互に動かし、バランス感覚を鍛える良い運動となりますので、子どもがハイハイをし始めたらたくさん促してあげましょう。
②手押し車
ハイハイが落ち着き伝い歩きなどを始めたら、手押し車もおすすめのおもちゃです。
両手でバランスをとりながら、ふらふらしながら歩く練習も必要ですが、それを通り越したら手押し車を与えてあげましょう。
また、手押し車というおもちゃではなく、親が子どもの両足を優しく持って、赤ちゃんが手だけでハイハイをする手押し車もおすすめの遊びの一つです。
③フラフープ・トランポリン
少し大きくなったらトランポリンやフラフープもおすすめです。
子どもが階段から飛び降りたりジャンプをしたがるのには理由があります。
よくある相談で、子どもがとにかく階段からジャンプしたくてしょうがないのですが、住環境的にも騒音的にも困ると言う質問をいただきます。
そのような場合は、防音マットをひいたりして工夫をし、子どもが飽きるまでたくさんやらせることでそのブームが早く去っていきます。
④ジャングルジム
ジャングルジムからぶら下がったり、登って握力を使う動作は子どもの感覚を養います。
最近はジャングルジムがない公園も増えてきたので、可能ならば室内用のジャングルジムか鉄棒からぶら下がる遊びもおすすめです。
雲梯(うんてい)などもおすすめの遊びです。
実際に私が指導したお子さんで才能を伸ばしているお子さんも小さい時からジャングルジムをたくさんやっていました。
⑤布のボールでボーリング
布のボールをや、お家にあるボールなどを使って、ボーリング遊びをするのもおすすめです。
子供用のボーリングおもちゃを買ってもいいですし、なければ新聞紙を丸めてボールの代わりにしても良いでしょう。
投げる動作は子どもの感覚を養います。
⑥けんけんぱ
けんけんぱといいながらジャンプをする遊びもたくさんやっておきたい遊びの一つです。
公園など外でやりたいのですが、それが無理ならば自宅の床にマスキングテープやテープを使ってわかりやすく印をつけると、子ども達も日々の生活で自然にけんけんぱをします。
⑦だるまさんが転んだ
だるまさんがころんだもおすすめの遊びの一つです。
鬼と挑戦者に別れ、鬼が「だるまさんころんだ」と言っている間に進み、鬼が振り向いたら動いてはいけないというゲームです。
体を自由に止めたり動かしたりする動作は子どもの感覚を刺激します。
まとめ
どれも昭和の遊びとも言われていますが、今これらのアナログの遊びが再注目されています。
昔の遊びには子どもの感覚を刺激し、養う遊びがたくさんありました。
テレビゲームなども楽しいのですが、幼少期は全身と感覚、そして脳を育むこれらの遊びもたくさんしましょう。