子どもがあまり喋らない、もしくは喋っても話す内容が何を言っているのかいまいちわからないと悩むお母さんも少なくありません。
子どもがよりスムーズに、そして上手に会話ができるようになるにはどうすればいいのでしょうか。
結論から言うと、以下の6つが子どもの会話力をアップするおすすめの方法です。
- 語彙力を増やす
- 本を読む
- 想像力を鍛える
- 本物を経験させる
- 子どもの会話を聞き、引き出し、共感代弁をし過ぎない
1つずつ説明しますね。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①語彙力を増やす
子どもの会話力をアップするには、言葉を知らなければいけません。
語彙数(ごいすう:言葉の数)が多いほど、子どもたちは自分の気持ちを表現しやすくなります。
語彙数はある日突然増えるものではなく、子どもは赤ちゃんのころから言葉を吸収しています。
語彙力を増やすには、
- 語りかけをする
- 童謡を一緒に歌う
- あいうえお表などのひらがな表を貼る
- 口を鍛える遊びをする
このような取り組みをする必要があります。
語彙力を増やす具体的な方法は次の記事を参照してください。
0歳から3歳向けと書いてありますが、どれも小学校低学年まで効果的な方法です。
②本を読む
本を読むことは会話力を高めることにつながります。
本には語彙力を増やすだけではなく、言葉のフレーズや言い回しなどたくさん学ぶことがあります。
また、読み聞かせは親子の絆を深め、子どもに安心感を与えます。
子どもが寂しがっているとき、読み聞かせを親子ですることで子どもは親との一体感を感じ安心するのでおすすめです。
これ以外にも、本の読み方を変えるだけで子どもの才能を最大限引き出せることをご存じですか。
例えば、4歳以降から小学校低学年になってきたらダイアロジックリーディングはおすすめの読み方の一つです。
ダイアロジックリーディングとは本の内容を子どもに要約させたり、質問をしながら読むことで子どもの読解力をあげる方法です。
子どもの心が満たされている状態であれば、試してみましょう。
その他にも、多読や速読など本にはさまざまな読み方があります。
さまざまな読み方をすることで、子どもの語彙力が増え会話力もアップします。
詳しく知りたい方はこちらの記事を参照してください。
③想像力を鍛える
会話力をアップするには、表現方法を言葉で知る以外にも、少し先のことを考えながら出力する力も必要です。
少し先のことを考えながら出力する力を高めるには、想像力を鍛えることがポイントです。
想像力を鍛えるには次の遊びがおすすめです。
- 折り紙
- 工作
- トランプや人生ゲームなどのアナログゲーム
- 絵を描く
- 絵日記
- パズル
どれも手を使い操作したり、自分の考えていることを表現する良い方法です。
まだ言葉を習得中で自分をうまく表現できない場合は、もの作りを通じて自己表現することも大事な方法の一つです。
散らかったり、後片付けが必要など確かに手間もかかりますが、五感を鍛えるにも幼少期は本物を使って遊びましょう。
④本物を経験させる
小学校の子どもと科学実験の話をすると、「それYoutubeでみた」という発言をよく聞きます。
しかし、実際にやったことがないという子どもがほとんどです。
「知っている」と「やったことがある」では情報量が大きく異なります。
そのため、外に出て五感を通じ、本物をたくさん見て感じましょう。
動物園や美術館などに行っても良いですが、外遊びをするだけで十分な効果があります。
⑤子どもの会話を聞き、引き出し、共感代弁をし過ぎない
親が先回りして代弁せず、子どもに話をさせる時間を設けましょう。
- 今日学校で何があったのか
- 給食はなんだったのか
- 友達の様子はどうなのか
なんでも良いのです。
その際、親は相槌をうったり、オウム返しをしましょう。
例えば子どもが、「給食美味しかった」と言ってきたら、「給食美味しかったんだね。今日はどんなメニューだったの」と追加して質問をしましょう。
そうすることで自然に子どもの会話を引き出すことができます。
今インターネットで検索しても、テレビをみて、SNSを見ても、子どもに共感して、代弁をしましょうとみんなが口を揃えて言います。
私自身も小さい子どもに対しては共感・代弁が必要だと言っています。
しかし、ある程度成長したら子どもが自立するためにも、代弁をやめた方が良いこともあるのです。
子どもの会話が下手で悩んでいるお母さんの家庭での様子を聞くと、親がなんでも先回りし子どもの代わりにやってしまう親が多いことを感じます。
「お腹空いたのね」「具合が悪いのね」と一方的に共感代弁をし、子どもがどのように感じているのかを話す必要がない状態を親が作り出しているのです。
その状態になると、子どもは自分の欲求が伝える前に叶うため、自分の気持ちを表現する必要がありません。
子どもは言葉や表現方法を覚えたら、今度はそれらの言葉を使う必要があるのです。
子どもは脳が未発達の状態で生まれてくるため、自分を上手に表現ができません。
また自分の思っていることを伝えたくても時間がかかります。
忙しい毎日、親がやってあげた方が多くのことが早く片付くでしょう。
しかし、親の余裕があるときは少しだけ子どものペースに合わせましょう。
最初は遠回りに感じますが、子どもの会話力がアップすることで、結果時短につながります。
まとめ
子どもの会話力やコミュニケーション能力をアップするには、子どもにも事前準備と練習が必要です。
ある日突然会話が上手になるわけではありません。
毎日の生活の中に少しずつやれることを組み込み、子どもにたくさんの経験をさせましょう。