絵本の読み聞かせをしたいけれども、赤ちゃんがハイハイを始めてから絵本に集中しなかったり、歩き回ったりと絵本に集中できずイライラしたり、困ったことはありませんか。
結論から言うと、この時期は毎回絵本のお話は読まなくても大丈夫です。絵本を使って色々な読み方に挑戦しましょう。
それではなぜ絵本のお話を読まなくてもいいのでしょうか。
お知らせ①:すくベビ公式YOUTUBEチャンネルを開設しました。
チャンネル登録よろしくお願いします。
お知らせ②:LINE登録であなたの育児が変わる有料級特典を無料でプレゼント!🎁
本題に入る前にすくべび公式LINEに登録すると、子どもの才能の伸ばし方、健全な発達の促し方、子育てがより楽しくなる情報や特典を無料でもらえます。
気軽に登録してくださいね。
→登録はこちらから。

いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①成長すると物を使ってコミュニケーションを取り始める
生まれたばかりの赤ちゃんは、表情や仕草でコミュニケーションを取ります。
そして、成長すると、親と自分以外の「物」を使ってコミュニケーションを取り始めます。
最初は絵本を読んでもお母さんの語りがけの延長として絵本のお話を聞いていますが、成長をし始めると、「お、なんかおもちゃ(絵本)があるぞ」と認識し始めます。
そして同時に体を少しずつ動かせるようになってくると絵本を自由にめくり始めたり、歩き始めると、絵本を読み始めてもすぐに違う本をもってきたりするようになります。
しかし、子ども達からすると、それらの行動は全てお母さんとのコミュニケーションの一つなのです。
専門用語でも三項関係(さんこうかんけい)と言われており、正常な発達の一つです。
決して集中力がなかったり、落ち着きがないわけではありません。
真面目なお母さん、お父さんほど、「きちんと座ってお話を聞いてもらいたい」と思うのですが、このような時期はお話を読み聞かせするよりも、いろいろな方法で絵本を使ってコミュニケーションを取りましょう。
②さまざまな絵本のふれあい方
形にとらわれずいろいろな方法で絵本に触れてみましょう。
例えば、
- 絵本の絵だけを言う
- これ何遊び
- ただ好きなように絵本をめくらせる
- 高速絵本めくり
1つずつ説明しますね。
①絵本の絵だけを言う
絵本に書いてあるお話を読むのではなく、「りんご」「ライオン」とめくりながら絵本の絵だけを読みましょう。
②これ何遊び
絵本を使って「これ何遊び」もおすすめの絵本の読み方です。
絵本の絵を指さして「これ何」と聞いてみましょう。
しゃべることができなくても、赤ちゃんの視線や手がそちらに動いたら立派なコミュニケーションです。
③好きなように絵本をめくらせる
大人は順番通りに読んで欲しいと思いますが、子どもに好きなようにページをめくらさせましょう。
大人は順番どおり読みたくなりますが、めくったページに書いてある絵を言ったり、書いてあるお話を読んであげましょう。
④高速絵本めくり
親のペースで早く絵本をめくる読み方もおすすめです。
目のトレーニングや速読にもつながります。
まとめ
「親・絵本・子ども」という絵本を使った親子のふれ合いが大事であり、お話を順番どおりに読まなくて大丈夫です。
この時期の子ども達は、絵本のお話を聞くよりも、絵本を使ってお母さん、お父さんとコミュニケーションを取りたいだけなのです。
絵本を読むのが苦手なお母さんや、我が子が集中できないと悩むお母さんは、「この時期は絵本を読むことではなく、子どもが興味を持つようにふれあいを大事にしよう」という気持ちで絵本と子どもに関わりましょう。


