普段から子どもの平熱が低く、風邪を引きやすかったり、なんとなく子どもが体調不良でいると感じるお母さんからよく相談をいただきます。
事実、過去と比べると子どもの平均体温が約1度低下しているという研究結果も出ています。
そんな子ども達の共通点は小さいころから、
- 目の下にクマがある
- 大人しい
- 気力や意欲がない
- 血色が悪い
- 便秘がち
など、一見おとなしいので育てやすそうに見えますが、小学校高学年になってから体調不良に陥りやすい子になります。
それでは子どもの冷え性にはどのような対策をしたら良いのでしょうか。
ここでは主に食事に焦点を当てた6つの対策をお伝えします。
- 冷たい飲み物を控える
- 糖分を控える
- 食べ物の陰陽のバランスを整える
- 噛む回数を増やす
- 朝ご飯をしっかり食べる
1つずつ説明しますね。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①冷たい飲み物を控える
運動時や夏場を除き、飲み水やお茶などはできる限り常温で摂取しましょう。
現代では簡単に冷たい飲み物を買えるようになりましたが、冷たい飲み物は胃腸などの内臓を冷やし、冷えの原因に繋がります。
子ども達に冷たい飲み物を禁止するのではなく、1日の量をトータルで調整しましょう。
②糖分を控える
砂糖は消化吸収が速く血糖値を乱高下させるため体を冷やします。
また、米国心臓病協会によると2歳から18歳の子どもの砂糖の推奨量目安は1日25gと発表しています。また2歳未満は糖類を使った食事は摂取しなくてよいと言っています。
一度食事日記を1週間つけ、食事を見直しましょう。
砂糖について詳しいことはこちらの記事を参考にしてください。
③食べ物の陰陽のバランスを整える
食事法の一つとして有名なマクロビオティックによると、食べ物には作られた産地や植物によって陰と陽があり、人間はそれらをバランス良く食べることが大事と言われています。
陰の食べ物は体を冷やし、陽の食べ物は体を温めると考えられています。
以下の画像を参考にし、体を温める食材を摂取したり、体を冷やす食べ物を食べすぎていないか今一度確認しましょう。
④噛む回数を増やす
噛む回数が多いと脳も一緒に刺激されます。
また、よく噛むことで交感神経を刺激し、内臓脂肪が消費され体内に熱を生み出します。
そのため、普段から意識をしてよく噛みましょう。
また、オカアサンヤスメと言われる食事を見直しましょう。
オカアサンヤスメと言われる食事は、
- オムライス
- カレーライス
- アイスクリーム
- サンドイッチ
- ハンバーグ
- 焼きそば
- スパゲッティ
- 麺類
です。
「お母さん休め」のメニューは手軽にできますが、糖質や脂質が高く、あまり噛まずとも食べられるメニューです。
これらの食事は子ども達も大好きなメニューが多いので、食べる頻度やバランスを調整しながら上手に付き合いましょう。
また、上記メニュー単品ではなく、温野菜などの副菜をつけることで、噛む回数が増え栄養バランスも偏りにくくなります。
⑤朝ご飯を食べる
人間は睡眠中、省エネモードに突入します。
しかし、朝起きてから朝食を食べることで、身体中に栄養が行き渡り体内の熱を生成します。
朝ご飯を豪華なメニューにすることより、毎食続けられるようメニューを固定するなどして毎食欠かさず食べましょう。
朝から朝食をよく噛みながら食べることで、脳の活動にもスイッチが入り、その後の学校や仕事も効率的になります。
まとめ
子どもの冷えを改善するには、まず食事を見直すことが重要です。
体は食べるもので作られるので、食事日記などをつけて一度普段の食事を見直すことで改善ポイントが見えてきます。
子どもは自分の健康状態などを言葉で表すことがまだ難しい年齢です。
特に日々の「元気がない、やる気がしない、だる重い、疲れている」という慢性疲労した症状は大人でも言葉にしにくい状態です。
冷えを改善し体調を良くすることで、頭脳や精神的にも肉体的にも安定し健康になり、良い生活リズムで毎日が送れるようになります。
子どもの冷えを感じるようであれば一度見直しましょう。
参考サイト:https://nara.med.or.jp/for_residents/5994/