多くの親がはまる赤ちゃんの共感育児の罠 注意すべき3つ

子育てにおいて、子どもの気持ちに共感すること、そして子どもがどの様に思ったのか、または親がどう感じたのかを代弁する育児方法が注目されています。

共感・代弁することで、子どもは、

  • 相手を思いやる気持ちなど心を育む
  • 共感されることで安心感を感じる
  • 代弁されることで、自分の中の気持ちをどの様に表現すればいいのか知る

など多くのメリットがあります。

また、私も子供へ褒める・叱る以外に、共感・代弁は強くおすすめします。

しかし、共感代弁し過ぎて子どもの成長のサインを逃すこともあります。

  1. 子どもに何もやらなくてよい状態を作り出している
  2. 泣く・叫ぶ・癇癪など手軽な方法を取りやすくなる
  3. 指示待ち症候群になる

1つずつ説明しますね。

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執筆者

いくみん先生

自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。

常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。

その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。

著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。

(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績

目次

①子どもに何もやらなくてよい状態を作り出している

成長し、小学校高学年、中学校に入学した親からよく「我が子はやる気や気力がまったくなくて困っています。どうすればいいのでしょうか」とたくさんの相談をいただきます。

そんな親の話を聞き分析すると、「小さいころから子どものやりたいことだけをやらせてきた」と答えられます。

子どもには気質といって、性格の元となるもってうまれた傾向があり、またそれに加え子どもの個性があり一人一人異なります。

しかし、多くの場合、子どもたちは自ら「成長したい。自分でやりたい」とサインをだしています。

それに気が付かず、子どもの表情を見て「はいこれね」と先回りすると、子どもは「何も言わなくても親がやってくれるか」と学習してしまいます。

②泣く・叫ぶ・癇癪など手軽な方法を取りやすくなる

赤ちゃんは話すことはできなくても、毎日少しずつ言葉を理解できるようになります。

そして、目で合図を送ったり、言葉にならない言葉で伝えてみたり、指差しができるようになります。

しかし、親がそれらを待たずに先回りして代わりにやってあげると、合図を送る練習ができず、一番簡単な泣く・叫ぶ・癇癪などで自分を表現します。

③指示待ち症候群になる

子どもが泣いて、叫び、癇癪をあげると、親は子どもの機嫌を取ろうとします。

そしてまた最初に戻り、子どもの代わりになんでもやってあげるお世話を続けると、子どもは指示待ち症候群になります。

指示待ち症候群とは、自分で選択もしない、何もしない、言われたらやるという意味です。

このまま大きくなると、親が一生懸命子どもの機嫌を取り、いつの間にか親子関係が逆転するということが起こります。

そうならないためにはどうすればいいのでしょうか。

解決策は

それでは赤ちゃんのころから、子どもにどのように接すればいいのでしょうか。

結論からお伝えすると、少し待って子どもを観察することです。

赤ちゃんだから、小さくてまだ何もできないと思わず、3秒、5秒と待つことで、子どもが目線を送ったり、語りかけたり、指差しをしたりと自分の意志を表し始めます。

その意志に対して、共感・代弁をしてあげましょう。

例えばご飯の時間になったら「ご飯を食べたらデザートに果物を食べましょう。りんごとバナナどちらがいいですか」と質問し、子どもを観察しましょう。

すると、目線や言葉でどちらを食べたいのか意思表示をしてくれます。

それから「そう、りんごを食べたいのね」と言って代弁をします。

この様に共感・代弁をすることで、親子で会話が成立し、子どもの意思を尊重しながら子育てができる様になります。

親が忙しいときは、先回りして育児をすることは問題ないので、使い分けながら育児をしていきましょう。

まとめ

共感・代弁は子育てにおいて、とてもパワフルな方法です。

しかし、その意味を取り違え、異なる方法で使うと子どもの自立や成長の邪魔となります。

子どもには生まれながら成長したい、学びたいという意思を持っています。

その意思を引き出してから、共感・代弁をしましょう。

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