よく「この時期の赤ちゃんにはどんなおもちゃを与えればいいですか」と質問をいただきます。
赤ちゃんも9ヶ月になると自分でできることも増えるので、おもちゃを使って楽しみながら発達を促したいですよね。
この時期の赤ちゃんに必要なおもちゃは次の9つです。
- シェープソーター
- スタッキングリング
- 絵本
- ひっぱりぐるま
- 手押し車
- つまむパズル
- ブロック
- スタッキングカップ
- 木琴や太鼓
1つずつ説明しますね。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①シェープソーター
シェープソーターとは丸・三角・四角などの形をしたブロックを、同じ形をした穴にいれていくパズルです。
一般的に、9ヶ月の初期は同じ形をした穴にブロックを入れることができませんが、12ヶ月ごろになると、主に丸からいれることができます。
最初は同じ形の穴にブロックを入れることを目的とせず、100円ショップなどに売っているタッパーを使い、ブロックを落とす「ポットン落とし」として遊ぶこともおすすめです。
シェープソーターは、正方形の形をしたものや、丸い形をしたものなどさまざまな形がありますが、子どもや親が好みのものを選べば大丈夫です。
②スタッキングリング
スタッキングリングとは画像のような穴の空いたリングのおもちゃです。
よくリングを穴に入れることをゴールと考える親が多いのですが、9ヶ月のころはリングを棒から取る動作が最初に見られます。
そして12ヶ月ごろになると、大きい順から棒にリングをはめることができるようになります。
スタッキングリングはリングの穴が大きければ大きいほど、子どもたちには簡単で取り扱いやすいので、慣れてきたら画像のような小さいリングスタッカーを用意し、小さいリングをつまむ、細い穴に棒を通し、難易度を調整しましょう。
③絵本
この時期「赤ちゃんが絵本を口に入れて本がベチャベチャになってしまうという」という相談をよくいただきます。
そのような場合はハードカバーの絵本(ボードブック)がおすすめです。
子どもがハイハイをして、絵本を読み聞かせても聞いてくれないという質問もよくいただくので、そのような場合はこちらの記事を参照してください。
④ひっぱりぐるま
ひっぱりぐるまとは、ひもがついたおもちゃです。
ひもを引っ張る、一緒に車などのタイヤがついたおもちゃがついてくる遊びは子どもたちの好奇心を刺激し、その後の歩く動作に繋がります。
次に紹介する手押し車と同じもののように感じますが、ヒモをひっぱる(原因)、車が動いてくる(結果)という一連の流れは赤ちゃんの想像力も掻き立てます。
お座りが一人でできる時期なので、手の届く範囲に置いて遊ばせましょう。
⑤手押し車
手押し車は赤ちゃんの歩く動作を支援するおもちゃです。
手押し車を押したり、引いたり、スクワットのような上下運動は赤ちゃんの歩く動作に繋がります。
同じようなおもちゃで歩行器があります。
歩行器も赤ちゃんの歩く動作を支援するおもちゃの一つですが、長時間の使用は赤ちゃんの姿勢を固定するためおすすめしません。
同じ姿勢で長時間固定されることで、手足の筋肉を使わなくて良いため、発達が遅れる可能性があります。
使用するのであれば短時間の使用にとどめ、うつ伏せやハイハイなどをたくさん経験させましょう。
⑥つまむパズル
パズルも赤ちゃんのうちから与えたいおもちゃの一つです。
ただし、この時期はパズルを型にはめることよりも、つまむ、握る動作をたくさんさせましょう。
そのため、つまみのついたものを選んであげましょう。
親指、人差し指、中指の3本指を使いつまむ動作は赤ちゃんの脳を刺激する動作です。
普段からボーロなどを自分でつまみ、一人で食べられるようにしましょう。
⑦積み木
積み木は長く使える定番のおもちゃの一つです。
9ヶ月ごろであれば、小さくてカラフル、そして振ると音がなる積み木がおすすめです。
この時期の赤ちゃんは両手で積み木を持ってお互いのブロックをぶつけたり、手と腕の筋肉を使って上下に手を振る動作が好きな子が多いため、音がなると赤ちゃんの笑顔を引き出します。
⑧スタッキングカップ
スタッキングカップとは、大中小のさまざまな大きさのカップを重ねていくおもちゃです。
9ヶ月ごろはカップを重ねるより、重ねたカップを崩す遊びができます。
少し手間ではありますが、親がカップを重ねて子どもが崩す遊びをさせてあげましょう。
成長が進み、12ヶ月ごろになると徐々にカップを大中小の順番で重ねることができるようになります。
⑨木琴や太鼓
この時期、打楽器もおすすめのおもちゃの一つです。
特に木琴は叩くと綺麗な音がなるので、赤ちゃんが夢中になるおもちゃの一つです。
最初は木琴を叩くマレット(バチ)を口に入れることもありますが、誤飲の心配がなければ思う存分体験させましょう。
しばらくすると、腕を上下に動かすバンギングという動作を始めるので、それにあわせてマレットを渡し、楽器を演奏させてあげましょう。
また、タンバリンや太鼓などもおすすめの打楽器の一つです。
まとめ
9ヶ月ごろになると、赤ちゃんは手や腕の筋肉が発達してきます。
また赤ちゃんによってはハイハイや歩き始める時期になります。
子どもの発達には個体差がありますが、ここで紹介したおもちゃはどれも子どもたちの笑顔と興味を引き出し、心と体と頭の発達を促してくれます。
さまざまなメーカーからおもちゃが出ていますが、条件があっていれば好きなものを購入したりレンタルし子どもに与えましょう。