食べ物の好き嫌いがより加速する間違った子供のしつけ5つ

乳幼児期の子どもの好き嫌いが気になり、どうにか食べて欲しいと願う親は多いのですが、良かれと思った方法が間違っており、遠回りをしている親子をよく見かけます。

食べ物の好き嫌いで間違ったしつけは次の5つです。

  1. スマートフォンなどを見せながら子どもの気をそらす
  2. ご褒美を与える
  3. 子どもが好きなものに嫌いなものを隠す
  4. ジュースなど砂糖が入った飲み物を取りすぎている
  5. ダラダラ食べ
  6. 叱ったりプレッシャーを与える
  7. 食材や料理を見せない

1つずつ説明しますね。

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執筆者

いくみん先生

自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。

常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。

その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。

著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。

(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績

目次

①スマートフォンなどを見せながら子どもの気をそらす

スマートフォンやタブレット端末で動画を見せながら食事をさせると、気が紛れて嫌いなものも食べてくれるという声をいただきます。

しかし、その方法はおすすめしません。

もちろん、スマートフォンやタブレットは子どもの目に良くなく発達を阻害するという理由もあります。

それ以外に、スマートフォンなどに集中していると、一体何を食べて、どんな食感がして、どんな味だったのかということを子どもは学習しません。

そのため、親が「前回この食材食べられたから平気かな」と思い、スマートフォンなどを見せずに食べると、子どもたちは覚えていないためパニックになります。

親が美味しそうに食べている姿を見せた方が子どもは「親が美味しそうに食べているから、美味しいかもしれない。挑戦しよう」と思い、新しい食材や料理に挑戦しやすくなります。

②ご褒美を与える

「これを食べたら、デザートの果物食べてもいいよ」と言って代わりのものを提示する方法もありますが、この方法もおすすめしません。

子どもは自分の好きなもの(ご褒美)と、まだあまり食したことがないわからないもの二つを比較し脳内で「ご褒美は美味しいもの。もう一つはおいしくないもの」と学習する可能性があります。

またご褒美になれると欲求がエスカレートし「もっと美味しいもの」とより刺激が高いものを求め始めます。

その流れに入ると脱出することが大変なため、ご褒美でつるのは辞めましょう。

③子どもが好きなものに嫌いなものを隠す

よく子どもの好き嫌いに関して相談したり、検索したりすると「すりつぶしたり、みじん切りにしたりして食感を変える」という方法があります。

この方法はおすすめの方法なのですが、その調理方法を変えた食材を子どもの好きなものに隠して混ぜることは、子どもの生まれ持った気質によっても異なりますがおすすめしません。

美味しく感じ「食べられた。嬉しい」と感じる子どもも一定数いますが、「裏切られた。ひどい。親は信用できない」とパニックになって癇癪を起こす子どもも一定数います。

子どもがどちらのタイプなのか見極めてから工夫をしましょう。

④ジュースなど砂糖が入った飲み物を取りすぎている

パックジュースなど砂糖の入った飲み物を取りすぎていると、血糖値があがり空腹感を感じません。

お腹がすかなければ食事に対して興味を持たないので、ジュースの飲み過ぎは注意しましょう。

また、ジュースの中に入っている砂糖は子どもの攻撃性を高めたり、テンション高く走り回ったり、体が冷えたりと体の不調を起こすので、1日の摂取量に気をつけましょう。

⑤ダラダラ食べ

「思ったように体重が増えない」などの焦りから、食事以外の時間にも間食を与えるダラダラ食べもおすすめしません。

ジュースと同じくお腹が空かないので、食事に興味を持てなくなります。

例えば「間食は10時と15時」と決め、おにぎり、パン、蒸した芋、乳製品、野菜、果物などを与えましょう。

そもそも子どもの胃は大人の拳1個分ぐらいの大きさしかありません。

つねに胃が食べ物でいっぱいだと、食べる必要性を感じないので、食事の時間を決めてルールに乗っ取り進めます。

⑥叱ったりプレッシャーを与える

「もう一口食べよう」などとプレッシャーを与えると、子どもの脳からホルモンが出て、お腹が空かなくなります。

また叱られるとことで不安にかられて、子どもの生まれ持った気質によっては逆に癇癪を起こし食事が楽しくなくなります。

また親子関係が悪化することで、食事以外にも問題が続発するようになります。

もし子どもが顔を背けるなどして食べないふりをしたら「そう、もう食べないのね。次のご飯まで食べられないけれどいいのね」と言って食事の片付けをしましょう。

そして、次の間食までは飲み物以外は与えず、お腹を空かせる経験を子どもにさせましょう。

⑦食材や料理を見せない

子どもが初めて見る食材、料理に興味を持つまでに10回から20回以上見て、五感を通じて感じる必要があります。

子どもは繰り返すことで安心を覚えます。

初めての食材や初めての料理に挑戦することは、子どもとってはとても緊張することです。

そのため、親が安心して美味しそうに食べているかどうか、どんな匂いがするのかなどたくさん五感を通じて納得し初めて挑戦します。

ときには「どうせ食べないから買っても無駄」と悩むこともありますが、親が食べる食事におりまぜ、事前にたくさん見せてあげましょう。

まとめ

親が良かれと思ってやってみたら遠回りだったということはよくあることです。

特に食事に関して悩む親は多いです。

子どもという特別な時期を知り、子どもを尊重しながら食事を進めることで、親子で楽しい食事の時間を過ごすことができます。

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