幼児教育のポイント
イヤイヤ期っていつまで続く?どうやって乗り越える? 子どもの成長過程を知って楽になろう!
~概要文~
なんだか最近、「嫌!」「自分で!」と言ったり、すぐに泣いたり怒ったり。そんなお子さんを思わず叱り飛ばしてしまうことはないでしょうか。
お子さんの「イヤイヤ期」がスタートしたら日常の育児がうまくいかず、イライラしてしまいますね。
子どもの成長過程とイヤイヤ期の関わり方、ゴールがあることを知ればきっと心が楽になるはず!イヤイヤ期にママやパパが楽になれる、考え方・お子さんとの関わり方をご紹介します。
目次
イヤイヤ期っていつからいつまで?終わりはくるの?
「イヤイヤ期」とは一体いつから始まっていつ終わりが来るのでしょう。そもそも「イヤイヤ期」ってなぜあるのでしょうか。
「イヤイヤ期」は「第一次反抗期」と言われ、だいたい2歳前後からスタートし4歳くらいまで続くお子さんもいます。「魔の2歳児」「悪魔の3歳児」などと表現する人がいるくらい、ママやパパがお子さんに手を焼く時期でもあります。
「イヤイヤ期」の始まる時期というのは、ママやパパと自分の違いを認識したり、自分の思いや考え、意思に気づき、自分でものごとを決めたり選択したり、好きなもの・嫌いなものを意識し始める時期です。
いわば、「人間」としての自立の第一歩であり、自分という存在はママやパパとは違うと知る大切な成長の証でもあります。
ですが、まだまだ心も言葉も未熟なため、自分でやってみたいけれどうまくできない、なんだかイライラしちゃう、などの気持ちを言葉でうまく表現できないため、怒ったり泣いたり「嫌!」という言葉で自分の気持ちを主張するのです。ママやパパはそのたびに、「一体何が気に入らないの?」と苛立ったり戸惑ったりしてしまいますね。
どんなお子さんにも必ずあるわけではありませんが、「イヤイヤ期」の表現は子どもによってさまざま。自分の気持ちをママやパパ、周辺の人へ一生懸命伝えようと子ども自身ももがいているのです。そう考えるとなんともいじらしい姿だと感じますね。
けれど4歳を過ぎる頃から言葉も心も発達し、上手に自分の気持ちを伝えられたり、折り合いをつけられるようになっていくのです。そんな姿へと成長していくには、ママやパパはどんな関わりをしたらいいのでしょうか。また、こちらもイライラしない方法はあるのでしょうか。
どんな対応をすることがベストなのか、ママやパパも楽になる方法はどんな関わりなのか、次の章でご紹介しましょう。
泣く・怒る姿の裏側にある子どもの気持ちを理解し、寄り添う
「イヤイヤ期」の子どもをママやパパの思うように動かしたり叱ったりするのは、子どもの心を抑え込むことになり、さらにイヤイヤがエスカレートしてしまいます。
時間がない時に限って、お出かけ先やママ友の前で、子どものイヤイヤがあるとイライラしてこちらが泣きたくなりますよね。
けれど、少しだけ子どもへの目線を変えてみませんか。
- 何か思うところがあるのだろう
- 自分でやってみたい意識が育っているのだろう
- 自分の気持ちを表現できずもがいているのだろう
- やってみたいのにうまくいかず、イライラしているのだろう
- 不安な気持ちを泣いて表現しているのだろう
など、子どもの気持ちをイメージしてあげることが大切です。
生まれたての赤ちゃんの頃から、子どもは少しずつ成長し、今自分の意思を持ったひとりの人間になろうとしているのだと尊重をしてあげること、ママやパパ自身とお子さんの思いを切り離して考えてあげることが必要です。
なんでもママやパパのいうことを素直に聞いていたお子さんから、自分の考えを持ち、今後の自立心や創造性、知的な好奇心の土台を築いている大切な時期なのです。
言うことを聞かない!いつも文句ばかり!そんな子どもへ対するイライラも、成長の過程を頭のすみっこに置いておくだけで、少し親御さん自身の気持ちも変わってくるのではないでしょうか。
そんな子どもへの声かけや援助は、事実を言葉にして伝えてあげるだけで大丈夫です。
- 自分でやりたかったんだね
- もっと遊びたかったね
- いつもと違うから心配したんだね
と、代弁してあげるだけで子どもはどんな自分でも受け入れてもらえていると、安心しママやパパへ更に信頼する気持ちを高めるでしょう。
イヤイヤ期の表現には子どもなりの理由があるのです。泣いて騒いでいる目の前の子どもの姿に翻弄されるのではなく、その姿の裏側にある子どもが表現したい気持ちや感じていることを感じ取り、言葉で共感してあげましょう。
また、自分で着替えを選んだり、靴を履いたりしたい気持ちや、必ずしなければ気が済まないルーティンもあるはずです。そこも、お子さんから見えないようにさりげなく手伝いながら、自分でできたね!安心したね!と認めてあげましょう。
「これ以上」はダメ! 社会のルールも伝えていこう
「イヤイヤ期」の子どもを尊重し、受け止め、寄添うことはとても大切なのですが、社会のルールや命に関る危険なことに関しては、繰り返し伝え守るための約束をしましょう。
例えば車の来るところでは手をつなぐ、人を叩くなどの乱暴をしてはいけない、順番やルールを守るなど、社会で生きていくための最低限のルールや、子どもの命に関ること、守らねばならないことは、繰返し伝えます。
これを怠ると、子どもはしたい放題に過ごし、人の迷惑や社会のルールがわからず、戸惑ってしまいます。
また、家庭の中でどこまで許容するのかも決めておきたいですね。
- ごはんだよ、と呼んでも席に着かない
- ごはんやお味噌汁をわざとこぼす
- できるのに自分でやろうとしない
- いつまでもお布団に入らず遊んでいる
このような姿がある場合も、「もっと遊びたい」「ママやパパの関心をひきたい」「どこまでやったら叱られるのか試している」など、様々な理由があります。
いつまでも食事をしない場合、わざとこぼす場合は、「じゃあごちそうさまね、おしまい。」といって食事を下げる、できるのに甘えてやろうとしない場合は「手伝うよ、じゃあ靴下は自分ではいてみようね」と受け止めながらやる気を促す、眠ろうとせず遊んでいる場合は電気を消し「もう眠る時間だよ、おしまい。明日また一緒に遊ぼうね」と言い、翌日は約束を守りたっぷり遊ぶなど、いつも同じ態度・対応を繰り返します。
イヤイヤ期であっても、ママとパパ、家庭のルールをしっかり決め、揺るがずに対応することが子どものさらなる安心感と自立につながるのです。
イヤイヤ期にも必ず終わりがきます
「イヤイヤ期」とは一体なんなのか、いつからスタートしいつ終わりを迎えるのか、また、気を付けたい対応や楽になるコツについてご紹介しました。
「イヤイヤ期」は子どもが育っていくための大切な土台になります。イライラすることばかりかもしれませんが、周囲に頼りながら温かい気持ちで寄り添ってあげたいですね。
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