子どもにおもちゃを与えたけれども、全然遊ばない、または、すぐに飽きてしまうと悩むお父さん、お母さんは多いのではないでしょうか。
結論から言うと、おもちゃの数が多すぎます。
想像力豊かな子供に育ってほしいからとおもちゃを買ったのにも関わらず、子どもが興味を示さないと、親も嫌になってしまいますよね。
ここでは、
- おもちゃの与えすぎの罠
- いくつおもちゃをあげればいいのか
- より効果的なおもちゃの遊び方
についてお伝えします。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①おもちゃを与えすぎるとどうなるのか
子供におもちゃを与えすぎると、どうなるのでしょうか。
結論から言うと、想像力と我慢する力が育たなくなります。
例えば食事の場合、子どもはお腹がいっぱいになると、拒否をしたり食べなくなったりと赤ちゃんや子どもから明確なサインがでます。
しかし、おもちゃは親が側にいることが少ないため、気がついたら「遊ばなくなったから新しいの買うかな」と、大人がどんどんおもちゃを与えていきます。
すると子どもたちは、「おもちゃに飽きたら、何も言わなくてもより刺激的で魅力的なおもちゃが登場する」と学習します。
このサイクルが加速すると、古いおもちゃにはすぐに興味がなくなり、新しいおもちゃをどんどん欲しがるようになります。
そのような状態が短期間で繰り返されると、「この前新しいの買ったでしょ。これで遊びなさい」と親が言っても、子どもは古いおもちゃには興味を示しません。
それでは、いくつおもちゃを与えればいいのでしょうか。
②いくつおもちゃをあげればいいのか
おもちゃの与え方と管理のコツは、大きく分けて3つあります。
- 子どもに「今」遊ばせるおもちゃの数
- しばらく遊ぶおもちゃの数と子供に選ばせる方法
- おもちゃの一時保管庫を用意する
1つずつ説明しますね。
①子どもに「今」遊ばせるおもちゃの数
子どもが今日遊ぶおもちゃは3つ程度にしましょう。
一度に遊ぶおもちゃの数が多すぎると、一つ一つを大切にしませんし、深く遊び尽くせません。
②しばらく遊ぶおもちゃの数と子供に選ばせる方法
一度に遊ぶおもちゃの数は3つがおすすめですが、子どもは取っ替え引っ替えいろいろなおもちゃで遊びたいものです。
そのため、棚に10個おもちゃを陳列し、そこから今日遊ぶおもちゃを子どもに3つ選択させることです。
しかし、住環境によっては棚を用意できない場合もあります。
そのようなときは、しばらく遊ぶおもちゃ専用の収納箱を用意し、そこから今日遊ぶおもちゃを3つ選ばせて遊ばせます。
もし、子どもがおもちゃを3つ以上選ぶ場合は、親が選択肢を与え、どちらのおもちゃで遊びたいか子どもに選択させます。
自分で選んだおもちゃで好きなように遊ぶ経験は、子どもの想像力と自己肯定感を高めます。
③おもちゃの一時保管庫を用意する
「最近使わなくなったけれども、まだ使えそうだな」と思うおもちゃも多いはずです。
そのまま放置していくと、おもちゃは増える一方です。
そのような場合、まず全てのおもちゃを一つの箱(一時保管庫)にしまい親が管理しましょう。
この一時保管庫の箱の中には、
- しばらく使っていないおもちゃ
- 新しく買ったけれども、まだ与えてないおもちゃ
を中心にしまいます。
必ずこの箱は、普段子どもが触れることができない場所に片付けましょう。
そして1ヶ月に1回程度、②で説明した棚や箱にあるおもちゃの整理と入れ替えをします。
子どもが全く遊んでいないおもちゃがあったら、おもちゃの一時保管庫にしまいましょう。
このように流れを決めておくと、親も子どももおもちゃで困ることはありません。
もし、子どものおもちゃの片付けについて悩んでいるようでしたら、以下の記事がおすすめです。
③効果的なおもちゃの遊び方
もし子どもがマニュアル通りに遊ばなくなったら、自分で工夫している証拠です。
そのような行動がみられる場合は、子どもの想像力や考える力を高めているので、見守りましょう。
ときにはおもちゃを乱暴に扱っているように見えることもありますが、「遊び方が違うよ。このおもちゃはこのように遊ぶの」と口を出さないようにしましょう。
一つのおもちゃを子どもが好きなように長く深く遊ぶことで、子どもたちは工夫をし始めます。
すると、
- 想像力(これは何に使えるかな)
- 考える力・創造力(このように作ってみよう)
- 試行錯誤する力
このような力が身につきます。
これらの概念は、子どもが自分で育む概念であり、どれも親が教えてあげられません。
それを経て、遊ばなくなったらそのおもちゃの役割は終了です。
新しいおもちゃを与えてあげましょう。
まとめ
何も言わずに、次から次におもちゃが登場すると、子どもは考えなくなります。
また、おもちゃを与えられるスピードが速いと、遊び尽くす前に新しい刺激が届くので、想像力などが育ちません。
子どもの成長はマニュアル通りにいくものではありませんが、一度環境を整えて観察することで、あらたな発見があります。
試してみましょう。