赤ちゃんの快眠につながる睡眠環境の整え方7つ

生まれたばかりの赤ちゃんに戸惑う親も多く、特に睡眠に関してはたくさんの親が悩むものです。

生まれたばかりの赤ちゃんに、どのような睡眠環境を用意すればいいのでしょうか。

ポイントは7つ。

  1. 浅い眠りと深い眠りを見分ける
  2. 室内温度は19度から22度に保つ
  3. 部屋をきちんと暗くする
  4. おくるみを使う
  5. ホワイトノイズを使う
  6. 赤ちゃんを刺激したりして疲れさせない様にする
  7. おしゃぶりを使う

1つずつ説明しますね。

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執筆者

いくみん先生

自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。

常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。

その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。

著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。

(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績

目次

①浅い眠りと深い眠りを見分ける

大人である私たちも睡眠の間は浅い眠りと深い眠りを繰り返しています。

赤ちゃんも同様に睡眠中は浅い眠りと深い眠りの二つの間を行き来しながら眠っています。

一般的に赤ちゃんは約40分寝て、その後40分程度起きています。

起きている間におむつを替えたり、ミルクを与えたり、うつ伏せ遊びなどをし、また入眠します。

短い睡眠時間の中で深い眠りにつくのは数分かもしれませんが、深い眠りについている赤ちゃんは非常に大人しいです。

その後浅い眠りに移行すると、まぶたの下の眼球が動いていたり、両手両足が動きます。

よく浅い眠りの場合「もしかして起きているのかな」と勘違いし、抱っこしたり刺激を与え、浅い眠りから赤ちゃんを起こしてしまう親も少なくありません。

そのため、赤ちゃんが今どのような状態なのかよく観察をしましょう。

②室内温度は19度から22度に保つ

室内の温度は19度から22度に保ちましょう。

暑すぎることは赤ちゃんにとって良くないので、少し涼しいぐらいの温度に設定します。

また、赤ちゃんの服装にも注意です。

風邪を引かないか心配でつい厚着をさせてしまいますが、室内温度や服は適度に調整する必要があります。

③部屋をきちんと暗くする

赤ちゃんが眠っている最中は部屋を暗くしましょう。

赤ちゃんはちょっとした刺激ですぐに起きてしまいます。

また、赤ちゃんは刺激を受けると生まれ持った反射が発動し、ビクッと体を動かしその反動で目が覚めてしまいます。

そのため、遮光カーテンを使ったりして光の量を調節しましょう。

④おくるみを使う

おくるみは赤ちゃんがまるで胎内にいる様に感じ、赤ちゃんが安心し眠ることができます。

そのため積極的に使っていきたいのですが、親も忙しいこの時期に毎回おくるみを使うのも大変です。

その様なときは寝袋タイプのおくるみがおすすめです。

自分で赤ちゃんを一から包む必要がありませんし簡単に装着できます。

しかし、赤ちゃんが寝返りの気配を見せたらおくるみを使用するのは危険なのでやめましょう。

⑤ホワイトノイズを使う

赤ちゃんの睡眠環境はできる限り静かな方がいいのですが、ホワイトノイズや環境音などは寝ている間流れていると赤ちゃんが安心してより深く眠ってくれます。

Youtubeなどでも音源はありますが、「ホワイトノイズ あかちゃん おもちゃ」などで検索すると、人形タイプのものなどさまざまなものがあるので、好きなものを購入し寝ている間はホワイトノイズを流しておきましょう。

⑥赤ちゃんを刺激したりして疲れさせない様にする

赤ちゃんは疲れてくると、目をこすったり、あくびをしたり、お母さんの顔を見なくなったりと合図を送ります。

そのような合図が見られたら赤ちゃんは眠いので、ベッドに戻してあげましょう。

また赤ちゃんが寝ているときに、お母さんからお父さん、お父さんからお母さんへ赤ちゃんを抱っこしながら寝かせることもありますが、赤ちゃんは実は安心して寝られていません。

眠いそぶりを見せたら、静かで暗い部屋にあるベッドに入れてたくさん寝かせてあげましょう。

⑦おしゃぶりを使う

おしゃぶりは赤ちゃんが大好きで安心するものの一つです。

新生児のときからおしゃぶりを使うことは問題はないので、赤ちゃんが眠いそぶりを見せたときは与えてあげましょう。

まとめ

赤ちゃんが快適に眠るには環境を整える必要があります。

赤ちゃんは短い時は約20分、平均的に大体40分程度で目が覚めます。

長い時は3時間ほど寝ることもありますが、大体2時間ほど覚醒しまた眠りに入ります。

そのときに応じて寝る長さは異なりますが、環境を整えることは赤ちゃんの快眠に繋がります。

質の高い睡眠は赤ちゃんの体・心、そして脳を育むので、環境を整えてあげましょう。

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