生後6ヶ月以降の赤ちゃんにどのようなおもちゃを与えたら良いのでしょうか。
ここでは生後6ヶ月から9ヶ月の間にそろえておきたい、赤ちゃんの発達を促すおもちゃを9がつ紹介します。
どのおもちゃも長く使えるものを厳選したので参考にしてください。
- ベビージム
- プラスチックのリング
- オーボール
- ガラガラ
- 歯固めようのおもちゃ
- かたはめおもちゃ
- スタッキングリング
- 絵本
- ブロック
1つずつ説明しますね。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①ベビージム
ベビージムは赤ちゃんが生後すぐにおすすめするおもちゃの一つです。
6ヶ月になってくると赤ちゃんの握力や腕の筋肉が発達し、ものをつかんだり、引っ張ったりすることができるようになります。
そのため、赤ちゃんが楽しめるようにベビージムを改造してみましょう。
私の孫の場合は木製のベビージムを購入したので、画像のように紐で引っ張ったら動く人形を落ちないように縛り付けて、赤ちゃんを遊ばせていました。
引っ張ると腕が動く人形をぶら下げ興味を引くことで、赤ちゃんの手と目の機能が鍛えられます。
また、次に紹介するプラスチックのリングを付けても良いでしょう。
②プラスチックのリング
プラスチックのリングもおすすめのおもちゃの一つです。
ベビージムで最初から付属品としてついてくることもあるので、ベビージムなどにぶら下げて赤ちゃんに遊ばせましょう。
長さを調整し、車の中でベビーシートのそばにぶら下げて遊んでも良いでしょう。
車の振動でリングが前後に動き、赤ちゃんの興味を引き出します。
③オーボール
オーボールもおすすめのおもちゃの一つです。
オーボールは子どもにはつかみやすい構造になっているため、子どもも楽しく遊べます。
オーボールをつかんだり、転がしたりする遊びはこの時期に最適です。
④ガラガラ
ガラガラは定番のおもちゃの一つですが、6ヶ月以降も積極的に与えましょう。
自分でガラガラをつかみ、振れるようになるので、赤ちゃんがガラガラを振ると音が鳴るという事実を発見し、想像力を促します。
⑤歯固め用のおもちゃ
歯固めもおすすめです。
私のおすすめは「キリンのソフィー」です。
口入れても安心で、掃除もしやすく、誤飲の心配もないので安心して子どもに渡すことができます。
その他にも木製の丸い歯固めもおすすめです。
歯固めは、赤ちゃんが歯が生えるときにむず痒くなるので与えるおもちゃですが、それ以外にも、口の中が過敏になりすぎないためにも、誤飲の可能性がないのであれば、今のうちからさまざまなものを口に入れさせましょう。
赤ちゃんは舌の感覚が鋭いため、自分が今持っているものが何なのかを口に入れて確認をすることがとても大好きです。
⑥シェープソーター
シェープソーターとは画像のようなさまざまな形のブロックを入れるパズルの一種です。
シェープソーターはさまざまなおもちゃメーカーから出ており、正方形のものやボール状のものなどさまざまな形があります。
どんな形であれ、6ヶ月の赤ちゃんはまだ四角いブロックを四角い穴に入れるという本来の目的で遊ぶことができません。
そのため中のブロックだけを使い、100円ショップなどのタッパーやコンテナに入れて遊びましょう。
⑦スタッキングリング
カラフルなドーナツのような輪っかを重ねるおもちゃをスタッキングリングといいます。
スタッキングリングは9ヶ月ごろから使えるおもちゃの一つです。
上記のものはリングがすべて同じ大きさですが、ものによってはリングのサイズが違い、大きいリングから順番に重ねたり、「赤色のリングはどれ」など色の確認をしながら遊ぶことができます。
6ヶ月の時期はこのような使い方ではなく、リングを一つ渡して、右手から左手に持ち替えて遊んだり、握ったり、口に入れて確認をさせる遊びをたくさんさせましょう。
これらの遊びはシンプルですが、赤ちゃんに必要な動作がすべて含まれています。
⑧絵本
赤ちゃんはこの時期になると急速に視覚が発達するのと同時に、いろいろな色を認識できるようになります。
この時期の赤ちゃんは手に取ったもの全てを口に入れてしまうので、布絵本や本自体が厚みのある絵本がおすすめです。
6ヶ月を過ぎると、赤ちゃんはまだしゃべることはできませんが、親とのコミュニケーションを楽しむようになりますが、よくお母さんから「どのように子どもと接したら良いのかわからない」と相談を受けます。
そのような場合は、絵本を通じて語りかけをしましょう。
⑨ブロック
6ヶ月になると、赤ちゃんは親指と手のひらを使ってものをつかめるようになります。
また、手を使ってものをかき集める動作も少しずつできるようになります。
ブロックはそんな赤ちゃんにぴったりのおもちゃです。
カラフルで振ると音がなるブロックは赤ちゃんの興味を引き出します。
また、6ヶ月ごろになると、同時に両手で二つのブロックを握ったり、叩いたりして遊びます。
それらの遊びは赤ちゃんにとってとても楽しい遊びなので、たくさんさせてあげましょう。
6ヶ月ごろの赤ちゃんの発達の様子
子どもの発達はそれぞれ異なり個性がありますが、一般的には以下のような様子がみられます。
- 両手で支えて一人で座れるようになる
- 手が発達しものを握れるようになる
- おもちゃを右手から左手、左手から右手と移動することができる
- 名前に反応したり、しゃべることはできないが、会話を楽しめるようになる
- 何でも口に入れ、一つずつ確認作業をする
このように、主に手の細かい動きが上手になります。
今回紹介したおもちゃはどれも赤ちゃんの手の発達をより促します。
まずは基本のおもちゃを用意しましょう。
まとめ
この時期は主に手の発達が著しく、赤ちゃんもたくさん手を使いたいと思っています。
手は第二の脳とも言われ、たくさん使うことで子どもの脳の発達を促します。
手でものを握る、つまむ、ひねるなどの動作は6ヶ月以降の子どもの発達に大きな影響を与えるので、たくさんの経験をさせてあげましょう。