子どもに何度注意しても何度も同じことを繰り返しイライラすることはありませんか。
結論から言うと、大人は過去の経験からこうしたらこうなると原因と結果が想像できますが、子どもは原因と結果が想像できないため何度も繰り返しながら学びます。
それではどうすればいいのでしょうか。
この記事では何度も注意しても同じ間違いを繰り返す親子に向けて改善ポイントをお伝えします。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①親に注意されたら子どもは反省していないわけではない
スーパーマーケットにお買い物に行って「他のお客さんもいるから走らないでね」と伝えたのに、今日も走り回っている我が子を見てため息をつく親も多いです。
まるで親に注意されたことを反省していないように見えますが、子どもは反省していないわけではありません。
子どもは感情や記憶を支配する前頭前野がまだ未発達のため、自分の衝動をコントロールすることができないのです。
そのため、数回言われればやってはいけないことは理解しているのですが、心と体が追いつかないのです。
②原因と結果を学んでいる最中
水が入ったコップを傾けたら水をこぼす。
水がこぼれたら服が濡れる。
このような原因と結果は、大人であれば過去の経験から記憶を照らし合わせて、すぐに想像ができます。
そのため、大人は水が入ったコップが近くにあったら気をつけようと思います。
しかし、子どもは照らし合わせるだけの過去の経験がまだないため、自分のしたことと、起きた原因を何度も観察し経験する必要があるのです。
水が入ったコップを倒した。
水がこぼれて服が濡れた。
このような原因と結果を何度も繰り返すうちに子どもは学習し気をつけるようになります。
③失敗した時の対応策を教えておく
大人は過去の経験から、子どもが水をこぼしそうだなと思ったら事前に注意をします。
しかし、子どもは言葉で事前に注意をされても経験をしたことがないため、想像ができません。
そのため、もし子どもが水をこぼしそうだなと思ったら「水をこぼしたら服が濡れて気持ち悪いよ。もしこぼしたらこの布巾で拭いてください」と事前に対応策を教えましょう。
もちろん外出先で着替えがない場合などは事前に大人が言ったりこぼさないようにコップを遠ざけることは構いません。
しかし自宅にいて対応ができるのであれば、子どもが怪我をしない限り見守ることも一つの方法です。
実際に子どもが自分で体験することで、学習し次回から注意することができるようになります。
そのため責めたり大声を出したりするのではなく、淡々と失敗したらこのようにしてくださいと方法を伝えましょう。
④子どもの成長は3歩進んで2歩下がる
子どもは今までできたことも突然できなくなります。
親からすると一体いつこの子は成長し学ぶのだろうと不安になることもありますが、不安に思わず見守りましょう。
近くにいるからこそ子どもの成長はときにはわかりにくいのですが、子どもは1週間、1ヶ月とものすごい勢いで学び成長しています。
まとめ
昨日言ったばかりなのに、今日また同じことで叱るといやになることもあります。
しかし、子どもは言葉で言っても実体験が伴わない限り想像したり学ぶことはありません。
怪我をしない、危険がないのであれば、失敗したときの対応だけ教えて見守ることで、意外と簡単に次のステップへ進めることが多くあります。
先回りせず子どもを見守りましょう。