赤ちゃんは生まれて間もなくすると、自分の指、おもちゃ、ときには絵本など目に見えるもの、触れられるもの全てを口に入れます。
なぜ赤ちゃんはあらゆるものを口にいれてしまうのでしょうか。
それには次の4つの理由があります。
- お腹が空いているから
- 気持ちが落ち着くから
- 遊びながら目の前をものを確認しているから
- 歯がむず痒いから
よくある質問も織り交ぜながら、1つずつ説明します。
またこの記事の後半では、赤ちゃんが色々なものを口に入れることのメリットについてお伝えします。
この記事を最後まで読むことで、赤ちゃんのことを理解できるようになり、子どもに対してより良い対処をすることができるようになります。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
なぜ赤ちゃんは色々なものを口に入れてしまうのか
まずは赤ちゃんが色々なものを口に入れてしまう理由をお伝えします。
①お腹が空いているから
お腹が空いているとき、赤ちゃんは指を咥えることがあります。
特に生まれて最初の数ヶ月はお腹が空いていると顕著に指を咥えます。
②気持ちが落ち着くから
赤ちゃんは胎内ですでに指をしゃぶっていることをご存じですか。
そのため指をしゃぶる仕草は赤ちゃんの気持ちを大変落ち着かせます。
また、指をしゃぶることで、脳内から幸せホルモンと呼ばれているドーパミンやセロトニンなどが分泌され、赤ちゃんの気持ちを落ち着けます。
実際に赤ちゃんが寝ている姿を観察してみましょう。
寝ながら指をしゃぶっていることがあるはずです。
③遊びながら目の前をものを確認しているから
赤ちゃんは目の前にあるものを認識しそれが何なのかを確認するために、あらゆるものを口に入れて、食感や質感、温度、味などを確認しています。
まだ目ではっきりとものをみたり、手で触ってそれが何なのかがわからない発達段階の赤ちゃんにとって、口でものを確認することが唯一の学習方法なのです。
主に3ヶ月から口で確認し始め、1歳になったころから実際に自分の手を使い、ものを見て触って確認をし始めます。
④歯がむず痒いから
子どもの歯が生えるタイミングは個性があり、それぞれ異なります。
早い子は4ヶ月から10ヶ月の間にかけて、歯が生え始めます。
歯が生えると、大変むず痒く感じ、解消するために赤ちゃんは指をしゃぶることがあります。
もし歯が生えかけているようであれば、歯固めなどのおもちゃを与えましょう。
個人的なおすすめは、おもちゃの「キリンのソフィー」です。
誤飲の心配もなく、人形の代わりになったり、音がピーピーとなっておもちゃの代わりにもなるのでおすすめです。
通常の歯固めと併用しながらこの時期は過ごしましょう。
また、「指しゃぶりは歯並びに影響があるのではないでしょうか」と質問をいただきますが、3歳までの指しゃぶりは大した影響がないと言われています。
そのため、心配せず見守りましょう。
赤ちゃんが色々なものを口に入れるメリット
次に理由がわかったところで、赤ちゃんが色々なものを口に入れるメリットについてお伝えします。
赤ちゃんが色々なものを口に入れることを薦める理由は次の3つです。
- 将来固形物を食べるときに慣れる必要があるから
- 口の中を鈍感にする必要があるから
- 免疫力がつくから
1つずつ説明しますね。
①将来固形物を食べるときに慣れる必要があるから
離乳食が終わり、固形物を食べ始めるとき、赤ちゃんは食べ物を上手に噛んだり咀嚼するために、口を上手に動かす必要があります。
小さいころから色々なものを口に入れることで、口周りの筋肉が鍛えられます。
②口の中を鈍感にする必要があるから
赤ちゃんの時期は口の中がとても敏感です。
そのため、普段から色々なものを普段から口に入れることで、その後の食事や歯磨きなどがスムーズにできるようになります。
また、普段から親が手を洗った後、赤ちゃんの口の中を触ったりし、練習をしておきましょう。
③免疫力がつくから
普段からさまざまなものを口に入れることで、赤ちゃんの免疫が上がり、アレルギーや喘息などになりにくくなります。
もちろん不衛生な状態はいけませんが、きちんと手洗いをしたり、おもちゃをきれいにしているのであれば、色々なものを口に入れることで細菌や微生物を胎内に取り込み、結果免疫が上がると言われています。
まとめ
誤飲の心配がなく、きちんときれいにしているのであれば、赤ちゃんに色々なものを口に入れる経験をたくさんさせてあげましょう。
その行動は赤ちゃんの五感を刺激し、探究心を満たします。
また、メリットもたくさんあります。
赤ちゃんがなぜ口にものを入れるのか、子どもの都合を知ることで親も安心して見守ることができるでしょう。
参考サイト:
参考書籍:
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