生まれてからすぐにうつ伏せ遊びをした方が発達に良いとは聞いていても、実際にやってみると赤ちゃんが泣いて嫌がり、どうしたらいいのか悩むお母さんも多いです。
赤ちゃんが楽しくうつ伏せ遊びができるようになるには、以下の4つの遊び方がおすすめです。
- 床でうつ伏せにさせる
- お母さんのお腹の上でうつ伏せをする
- お母さんの膝の上でうつ伏せをする
- 飛行機ポーズでうつ伏せを体験させる
赤ちゃんが楽しくうつ伏せ遊びをするには、それぞれコツがあります。
1つずつ説明しますね。
タミータイムについては文章での説明よりも、動画での説明の方がわかりやすいため動画を作成しました。
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いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①床でうつ伏せにさせる
床でのうつ伏せ遊びは、定番の遊びの一つです。
同時に一番赤ちゃんにとってはハードルが高い遊びです。
床でのうつ伏せ遊びのポイントは、タオルを腕の下に配置し、上半身が起き上がるようにすることで、赤ちゃんが抵抗なくうつ伏せができます。
床でうつ伏せにさせる場合は、赤ちゃんの手が赤ちゃんの顔の前に来るように調整をしてください。
もし嫌がる場合は、
- 鏡を配置する
- お母さんが赤ちゃんと同じ視線でいないいないばあをしたり歌を歌う
これらをすることで、赤ちゃんの気が紛れ、うつ伏せ遊びに集中できるようになります。
②お母さんのお腹の上でうつ伏せをする
お母さんのお腹の上でうつ伏せ遊びは、赤ちゃんも大好きな体勢の一つです。
大好きなお母さんの顔が近いことで赤ちゃんは安心して全身を預けることができます。
その際お母さんがクッションやソファーなどによりかかり、上半身を起こしましょう。
お母さんが上半身を起こした状態で、お母さんのお腹の上に赤ちゃんをのせることで、赤ちゃんが嫌がらずうつ伏せ遊びができるようになります。
お腹の上でうつ伏せ遊びをしながら、赤ちゃんの目をみて語りかけたり、歌を歌ったり、変な顔をしたりと話しかけましょう。
③お母さんの膝の上でうつ伏せをする
お母さんの膝の上でうつ伏せ遊びをすることもおすすめの体勢の一つです。
お母さんが赤ちゃんの上半身の下に腕を入れたり、片膝をあげて赤ちゃんの上半身を起こすことで赤ちゃんも楽しくうつ伏せ遊びができるようになります。
④飛行機ポーズでうつ伏せを体験させる
飛行機ポーズは赤ちゃんが一番好きな体勢の一つです。
まるで空を飛んでいるような浮遊感を一緒に味わうことで、赤ちゃんも楽しくうつ伏せ遊びができるようになります。
飛行機ポーズの注意点は、
- 右手を赤ちゃんの股の下に手を入れる
- 左手で上半身をおこす
このようにサポートすることで、赤ちゃんに負担をかけることなくうつ伏せ遊びができるようになります。
よくある質問
Q1.なぜ赤ちゃんにとってうつ伏せ遊びが良いのですか?
A.生まれてからすぐにうつ伏せ遊びを促すことで、その後の寝返り、お座り、ハイハイ、立ち上がる、歩くなどさまざまな発達段階において多大な良い影響を与えます。
Q2.いつからうつ伏せ遊びをすればいいのですか?
A.生後1週間後からうつ伏せ遊びに挑戦しましょう。
Q3.うつ伏せにするとすぐに嫌がるのですが、どうすればいいですか?
A.ポイントは2つあります。
一つ目は、最初は数秒から始め、嫌がったらすぐに体勢を直してあげましょう。
毎日少しずつ繰り返すことで、赤ちゃんも慣れてきて、数秒で嫌がったのが数十秒へ。
数十秒が数分へと時間が伸びていきます。
二つ目は、赤ちゃんの気を引くために、お母さんが語りかけたり、歌を歌ったり、鏡やおもちゃなどを使って気をひくことで赤ちゃんも楽しくうつ伏せ遊びに取り組むことができます。
Q4.1日に何回、どれぐらいの時間取り組めば良いのですか?
A.1日に最大30分から1時間を目安にうつ伏せ遊びに取り組みましょう。
しかし、1回で30分もうつ伏せ遊びはできません。
1日に流れとして、
- 赤ちゃんが起きる
- おむつを交換する
- うつ伏せ遊びをする
- ミルクをあげる
これらを1日数セット繰り返すことで、1日に無理なく何回もうつ伏せ遊びに挑戦することができます。
Q5.うつ伏せは危険だと聞きましたが、大丈夫でしょうか?
A.1994年から、乳幼児突然死症候群(SIDS)を防止するため、赤ちゃんが寝る時は仰向けが推奨されました。
その後、乳幼児突然死症候群は大幅に減少しましたが、2008年の大規模な調査でうつ伏せの経験が少ない赤ちゃんの運動能力の遅延が指摘されました。
そのため、
- 寝るときはあお向け
- 日中起きているときはうつ伏せの練習
を守りましょう。
まとめ
うつ伏せになれていない赤ちゃんは、うつ伏せの姿勢を最初は嫌がりますが、繰り返し練習することで慣れてきます。
うつ伏せはその後の発達に良い影響を与えるので、生後間もなくから練習を始めましょう。
参考サイト:
参考サイト 8か月の女児。いつも自然にうつぶせ寝になり、突然死が心配です。:https://www.mcfh.or.jp/netsoudan/article.php?id=1523
Child Development: Lack Of Time On Tummy Shown To Hinder Achievement:https://www.sciencedaily.com/releases/2008/08/080806122422.htm