子供の癇癪に疲れ、感情で叱る前に知りたい9つの方法

子どもの癇癪は9ヶ月ごろから始まりますが、以下の9つの対応法を事前に知ることで、子どもの癇癪が大幅に減ります。

  1. 共感し代弁をする
  2. 語彙を増やし何と言えばいいのか教える
  3. 2つから選択させる
  4. 事前に予告する
  5. 同じことを繰り返す
  6. しっかり休ませ、しっかり食べさせる
  7. 余計なものを隠す
  8. おもちゃの遊び方に注意
  9. ダメと直接な言い方をしない

1つずつ説明しますね。

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執筆者

いくみん先生

自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。

常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。

その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。

著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。

(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績

目次

①共感し代弁をする

もし子どもの癇癪スイッチが入りそうだと思ったら、共感をし代弁をしましょう。

生まれてきて間もない子どもは、脳が未発達のため、どのように自分の気持ちを表現していいのかがわかりません。

また、何と言って良いのかわかっていたとしても、言葉をしゃべる口まわりの筋肉が未発達のため、自分の気持ちを表現する手段がありません。

そのため癇癪を起こすのです。

そのため、親が子どもの気持ちを共感・代弁し、その気持ちがどんな感情なのかを教える必要があります。

例えば、おもちゃをお友達に取られてしまって癇癪を起こしている場合、「お友達におもちゃを取られてしまったんだね。悔しいんだね」と代弁しましょう。

そのようにすることで、子どもは今自分に起きているこの感情が「悔しい」ということがわかります。

また、親が共感することで癇癪を起こさず気持ちを落ち着けることができます。

友達におもちゃを取られて噛む場合は、以下の記事を参考にしてください。

②語彙を増やし何と言えばいいのか教える

普段から語りかけや語彙を増やす意識をしましょう。

具体的に、絵本の読み聞かせをしたり、子どもとの会話を楽しむことで、子どもは語彙をどんどん吸収していきます。

子ども達は生まれてきた環境に適応するため、あらゆることに興味津々です。

そのため、見たこと、聞いたこと、感じたことなどの経験を脳にインプットしています。

豊かな語彙を持ち合わせることで、話すことができるようになったときに自分の気持ちや感情を表現でき癇癪で気持ちを表現することが減ります。

語彙の増やし方、絵本の読み方、語りかけの仕方はこちらの記事がおすすめです。

③2つから選択させる

少しおかしく感じますが、子どもは自立をしたがっています。

しかし、成長段階の途中である子ども達は自分でやりたいけれども、できないという感情に常に揺り動かされています。

そのため、幼少期は選択をさせてあげましょう。

  • デザートの果物
  • 今日着る服
  • 絵本

このように、自分で選択をさせることで子どもの自尊心が満たされ癇癪が減ります。

ポイントは親が事前に用意しておくことです。

子どもはたくさんのものの中から選択することが苦手です。

そのため、デザートの果物で選択肢があるのであれば、「みかんとりんご、どっちを食べますか」と選ばせましょう。

④事前に予告する

子どもは切り替えることが苦手です。

例えば、

  • 公園から帰宅する
  • テレビなどを見ている
  • 絵本を読んでいる

このようなときに親が突然「もうおしまい」と突然終了するとパニックになり癇癪を起こします。

そのため、事前に予告しましょう。

事前に予告することで、子どもは気持ちの準備ができ癇癪を起こさず終了することができます。

「この絵本を読み終わったら寝ましょう」

「このテレビが終わったらテレビの電源を切ってお終いにするよ」

このように事前に伝えます。

よく多くのお母さんから「事前に言っているのに全然言うことを聞いてくれません」とお悩みに相談をいただきます。

そのような場合は、目で見てわかりやすい「もの」を用意しましょう。

例えば、

  • アレクサのタイマー
  • 砂時計や時計

などです。

親と子どもの1対1だと、常に親の保護の下にいる子どもは言うことを聞きません。

親の子どもに対する関わり方だったり、子どもが甘えたかったりさまざまな理由があります。

そのため、何か共通の目標を用意することで、子どもは素直に行動することができます。

特におすすめは砂時計です。

子どもにとって目で見て、砂が減っていく様子がわかる砂時計は、子ども達にもわかりやすく、砂が少なくなるにつれて心の準備ができるようになります。

砂時計も3分や5分などさまざまな時間のものがあるので、様子によって使い分けましょう。

⑤同じことを繰り返す

毎日同じ生活リズムで時間を過ごしましょう。

子ども達は毎日同じリズムで生活することにより、次は何が起こるのかが簡単に想像できるようになります。

次に何が起こるのかが想像できることでパニックにならず、癇癪を起こさなくなります。

もちろん毎日予定調和で進むことはなく、突然急用がはいったりすることもあるでしょう。

その場合は、上記にもあるように事前に予告し心構えをさせておくことでスムーズに対応できます。

⑥しっかり休ませ、しっかり食べさせる

子どもはしっかり休ませ睡眠時間を確保させましょう。

また、ご飯をしっかり食べさせましょう。

大人のわたしたちも、睡眠不足でお腹が空いたらそもそも体調不良に繋がります。

また、大人でもお腹が空いたら不機嫌になります。

子どもであればなおさら不機嫌になり、癇癪という方法で表現をするでしょう。

食べ悩みも相談の多い悩みの一つですが、食事の食べる量は子どもによって違います。

よく、子どもがご飯を食べないからという理由で長時間子どもの後を追って食べさせようとする親もいますが、そのようにすると常に満腹でお腹が空いた感覚を子どもが味わうことができません。

量よりも時間や回数を重視して毎日を生活リズムを作りましょう。

⑦余計なものを隠す

目の前に大好物のいちごのショートケーキがあったら大人でも思わず食べてしまいます。

生まれてきた環境に適応したいと思っている子どもにとって、全てのものが魅力的に見えます。

そのため、触ってほしくないものだけでなく、余計なものは目の前から片付け隠しましょう。

ただし、興味津々の子ども達は引き出しをあけたり、その引き出しの中に何が入っているのか確認をしたがります。

そのような場合は、入ってほしくない場所と子どもが触っても大丈夫な場所を分け、満足するまで確認をさせましょう。

子どもが触っても大丈夫なものや場所などの環境をあらかじめ作っておき、子どもの好奇心を満たした方が、全てを禁止するより短い期間で観察やその際におこる癇癪も終了します。

⑧おもちゃの遊び方に注意

おもちゃは年齢にあったもの、遊び方をすることで子どもの癇癪も大幅に減ります。

おもちゃに既に飽きていたり、遊び方がわからなかったりすると退屈になるので癇癪を起こします。

おもちゃの数や片付け方などで悩むお母さんは、以下の記事を参考にしてください。

また、下記のおもちゃは長く遊べるおもちゃです。参考にしてください。

⑨ダメと直接な言い方をしない

「赤いりんごを想像しないでください」と言われたら多くの方が、赤いりんごを想像してしまいます。

否定形で話をすると、そのダメと言われたことばかりを想像してしまい逆効果です。

またそれに加えて、赤ちゃんにとっては親の反応が面白いので余計に繰り返したくなるのです。

ただダメと言わず、ポジティブな言い方でより詳しく伝えることで、子どもは理解しやすくなり、結果癇癪が減ります。

まとめ

子どもは精神的にも身体的にもまだ成長の途中です。

そのため、子ども視点に立った方法で伝えることでわかりやすく伝えることができます。

子どもの癇癪はもちろん全てをゼロにすることはできませんが、アプローチの仕方を学ぶことで親子の関係が良好になり、楽しい子育てに繋がります。

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