長年子ども向けのスクールを運営すると、「賢くて運動神経の良い子に育って欲しいのですが、運動の習い事などした方がいいのでしょうか。また具体的に何をすればいいですか」とたくさん質問をいただきます。
泳ぐなど何か特定の型を習いたいのであれば、運動のお習い事をおすすめしますが、賢く運動神経の良い子に育てるのであれば、特に習い事は必要ありません。
それよりも常日頃から気軽にできる遊びがとても重要です。
ここでは、現在私たちの運営するスクールに通っている、現在9歳の女の子(仮称Aちゃん)で運動や勉強で困っていない子が、これまでどの様なことをしてきたのか時系列でまとめました。
賢いの定義も様々ですし、ここに記載している事全てをやる必要もありませんが、一つの参考となれば幸いです。
お知らせ①:すくベビ公式YOUTUBEチャンネルを開設しました。
チャンネル登録よろしくお願いします。
お知らせ②:LINE登録であなたの育児が変わる有料級特典を無料でプレゼント!🎁
本題に入る前にすくべび公式LINEに登録すると、子どもの才能の伸ばし方、健全な発達の促し方、子育てがより楽しくなる情報や特典を無料でもらえます。
気軽に登録してくださいね。
→登録はこちらから。
いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①生後3ヶ月ごろ
生後3ヶ月ごろ、Aちゃんは寝返りができる様になりました。
そのころから、おむつを変えた後全身を軽く触ったり赤ちゃんマッサージに取り組みました。
このころからうつぶせ運動を始めました。
また、握力を鍛えるためスポンジボールを渡して握る練習を始めました。
②生後6ヶ月ごろ
少しずつハイハイに向けて、お母さんが赤ちゃんの両足をもって、優しく足の前後運動をしました。
足の動かし方を教えることで、ハイハイがよりスムーズにできる様になります。
③生後9ヶ月ごろ
ハイハイができる様になったので、リビングのワンフロアは解放し、赤ちゃんがフロア中どこでもハイハイができるよう家の片付けを行いました。
自由に動いて欲しいので、開けてほしくない棚はロックをかけて、赤ちゃんの動きと興味を制限しないように、ベビーサークルは購入しませんでした。
たくさんハイハイをさせたかったことと、ソファぐらいしか伝い歩きをするものがなかったので、歩くのは少し時間がかかりました。
④1歳ごろ
1歳すぎて歩き始めました。
お母さんの体調もあり、常に抱っこができなかったため、たくさん歩かせました。
車を使用するエリアに住んでいるので、移動の際ベビーカーがそこまで必要ではなかったこともありますが、ベビーカーにも乗らず、子どもにたくさん歩いてもらいました。
⑤2歳ごろ
ご自宅の近くのショッピングセンターに有料の子ども向けの公園がありました。
そこにはエアートランポリンと言って、空気で膨らむプレイルームがあったので、部屋の中でたくさん遊ばせました。
常にたくさんの子どもたちが入ってくるので、真っ直ぐに立つことはできませんが、その動きは子どもの学びの土台である固有感覚(こゆうかんかく)と前庭感覚(ぜんていかんかく)を育む良い遊び場だったとご夫婦で常に言っています。
固有感覚や前庭感覚が幼少期に育たないと、
- 転びやすい
- 力加減ができない
- 板書が遅い
など、さまざまな問題が起こります。
そのため、近くの公園には鉄棒などの最低限の遊具しか無かったため、月に1回30分は有料の子供向け公園で遊ばせました。
またこの時期から、
- ストライダー
- ジャングルジム
の二つを購入しました。
ジャングルジムは子どもの握力を強化するため、お家の中に小さいものを設置し、時間があればぶら下がったり登ったりして遊んでいました。
この時期トランポリンはおすすめなのですが、月に1回子ども向けの有料公園で遊んでいたため、購入は見送りました。
⑥3歳以降
運動神経がとてもよく、握力も腕の力も十分にあるので、ハサミ、箸などの細かい手の動きも上手に操作でき、手先がとても器用な子どもに育ちました。
その後、1年生でローラースケートや自転車デビューをし、ブレードボードにも挑戦しました。
それも数回の練習で使いこなし、小学校の間では「運動神経が学校で一番」と言われるほど運動が得意な子どもに育ちました。
また、勉強面においても問題なく、何に対しても前向きに取り組める姿勢と精神力を兼ね備えています。
まとめ
Aちゃんはまだ9歳で、これからさまざまなことを経験していくでしょう。
しかし、持ち前の頭脳と体を使い、どんな困難があっても乗り越えていけると感じさせる安定感が彼女にはあります。
小さいころから握力があり、色々な感覚を鍛え、全身運動、手先の細かい作業をたくさん経験しておくことは、子どもの才能を引き出すには必要なことと感じます。