赤ちゃんはハイハイがいつまでにできる?事前練習したい7つ

赤ちゃんはいつまでにハイハイができるのでしょうか。

結論から伝えると一般的に、赤ちゃんは6ヶ月から9ヶ月の間にお座りができるようになり、その後ハイハイをし始めます。

ハイハイは赤ちゃんの発達に良い要素がたくさんあり、たくさんやって欲しい運動の一つです。

一度私たち大人がハイハイをしてみるとわかりますが、ハイハイは全身の筋肉を使います。

そのため突然ハイハイができるのではなく、ハイハイをするには赤ちゃんにも準備が必要ということです。

それでは、赤ちゃんのハイハイを促すにはどうすればいいのでしょうか。

次の7つの準備や練習をしましょう。

  1. 生後まもなくからうつ伏せ遊び
  2. 手を伸ばす運動
  3. お座りの体勢からハイハイの体勢の練習
  4. ハイハイの姿勢を教える
  5. ハイハイをし出したら足のフォローをする
  6. フローリングなど床がハイハイしやすいのか確認する
  7. 歩行器などの時間を減らす

1つずつ説明しますね。

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執筆者

いくみん先生

自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。

常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。

その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。

著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。

(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績

目次

①生後まもなくからうつ伏せ遊び

生後3日から1週間ほどしたら、うつ伏せ遊びを始めましょう。

この記事にたどり着いた方は既に生後半年など時間が経っているかもしれませんが、それでもうつ伏せ遊びをしてこなかったのであれば今日からでも始めて欲しい運動です。

うつ伏せ遊びは赤ちゃんの上半身の筋肉を鍛える運動です。

うつ伏せ遊びについて伝えると、乳幼児突然死症候群(SIDS)の心配と、赤ちゃんがうつ伏せの姿勢を嫌がるからどうすればいいのかわからないとよく相談をいただきます。

乳幼児突然死症候群(SIDS)に関しては、寝るときは仰向けを守り、日中はうつ伏せで遊ぶ遊びをたくさんさせましょう。

参考サイト:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html

また、赤ちゃんはうつ伏せの姿勢を基本的に嫌がります。

そのため、事前に練習し慣れる必要があります。

うつ伏せの詳しい練習方法は次の記事を参考にしてください。

②手を伸ばす運動

赤ちゃんのハイハイを促すには、手を伸ばす運動も必要です。

おもちゃなど赤ちゃんが気になるものやおもちゃを手の届きそうな場所に置いて、赤ちゃんの手を伸ばす運動をしましょう。

手の届く範囲におもちゃを置いてもいいですし、ときには手が届きそうだけれども届かない場所におもちゃを置いて練習を重ねます。

まだハイハイをしていない時期であれば、ベビージムの下に赤ちゃんを寝かせ、おもちゃに触る練習をたくさんさせましょう。

ベビージム

仰向けで寝ている状態や、お座りの状態などさまざまな姿勢で手を伸ばす練習をしましょう。

③お座りの体勢からハイハイの体勢の練習

ハイハイをするには、お座りから腹ばいうつ伏せの姿勢になるよう練習する必要があります。

小さいころから抱っこをするとき、腕を引っ張って赤ちゃんを持ち上げるのではなく、一度横向きにして、その後抱っこをするようにしましょう。

そうすることで、赤ちゃんがその姿勢を学び自らお座りからハイハイへ移行できるようになります。

④ハイハイの姿勢を教える

赤ちゃんにハイハイの姿勢を教えることで赤ちゃんが学習をしていきます。

例えば、

  • 軽くお腹を持ち上げ、ハイハイの姿勢を教える
  • 親の足の上に赤ちゃんのお腹がくるようにする
  • 腹ばいの状態からお尻を持ち上げ、四つん這いの姿勢を教える。

このように、ハイハイの姿勢を教えましょう。

赤ちゃんの目の前に鏡やおもちゃなどがあると、これらの姿勢に集中できます。

⑤ハイハイをし出したら足のフォローをする

ハイハイをしだしたら、赤ちゃんの足の裏に親の手を当てハイハイの補助をしましょう。

赤ちゃんが後ろに足をキックしたときに親の手が壁がわりになることで、赤ちゃんが前へ進むことができます。

⑥フローリングなど床がハイハイしやすいのか確認する

赤ちゃんが服を着ている状態でフローリングの上をハイハイすると滑ってしまい、なかなか前に進むことができません。

またツルツルと滑る状態でハイハイを促すと、前に進んで欲しいのに、後ろにハイハイし出す子もいます。

たたみの部屋やプレイマットの上などが滑らなく、赤ちゃんにとってハイハイしやすいのですが、和室がない家も多いでしょう。

そのような場合は、部屋を暖かくし、おむつの状態でお部屋をハイハイしましょう。

赤ちゃんの肌が直接フローリングに触れることで、滑ることがなくハイハイをすることができます。

⑦歩行器などの時間を減らす

歩行器やベビーソファなど赤ちゃんの姿勢を固定させるものは、長時間の使用を避けましょう。

赤ちゃんが起きている時間は、できる限り全身の運動をする必要があるからです。

うつ伏せをし、顔をあげたり、肩周りの筋肉を鍛えたり、仰向けの状態で足を掴んだり、手足をバタバタさせる運動がハイハイにつながります。

まとめ

一般的に6ヶ月から9ヶ月の間に赤ちゃんはハイハイをし始めます。

赤ちゃんの発達には個性があり、ハイハイをし出すタイミングはそれぞれ異なります。

赤ちゃんの性格やそれまでの運動量など理由はさまざまです。

焦ることなく親ができることや環境を整え、赤ちゃんの成長を見守りましょう。

それでも心配な場合は、病院や健診のときに相談をしましょう。

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