多くのお母さんから寝返りをさせるにはどうすればいいのでしょうかと相談をいただきます。
赤ちゃんにとって寝返りは手、首、そして全身の筋肉を鍛え、その後のハイハイや歩く動作に良い影響を及ぼします。
しかし頭ではわかっていても、実際に赤ちゃんを目の前にして、どのように寝返りを促せば良いのか悩むお母さんも多いです。
ここでは赤ちゃんが寝返りができるようになるコツをお伝えします。
- 寝返りの仕方基本ステップ
- うつ伏せに事前になれておくことが重要
- 赤ちゃんが一人でうつ伏せができるサポートの仕方
- 親の反応にも注意する
- 長時間使わない方が良いアイテム
1つずつ説明しますね。
お知らせ①:すくベビ公式YOUTUBEチャンネルを開設しました。
チャンネル登録をよろしくお願いします。
お知らせ②:LINE登録であなたの育児が変わる有料級特典を無料でプレゼント!🎁
本題に入る前にすくべび公式LINEに登録すると、特典で0カ月から12カ月の赤ちゃんの発達の目安一覧表PDFデータ、子どもの才能の伸ばし方、健全な発達の促し方、子育てがより楽しくなる情報や特典を無料でもらえます。
気軽に登録してくださいね。
→登録はこちらから。
いくみん先生
自身の留学経験をもとに英語教室・学習塾を立ち上げる。結婚・出産を経てバリバリ働きながらの自身の育児に悩む。
常にイライラし子どもに八つ当たりをする毎日から変わろうと子どものことを学び始めたところ育児が楽しく、そして楽になった。
その経験をもとに幼児教室を立ち上げ、これまで約50年、5万にを超える親子を指導。現在これまでのノウハウを体系化し、すくベビ主催パパとママのための子育てスクールをオンラインて提供中。
著者に『子育てに成功するお母さん、失敗するお母さん』(文芸社)などがある。
(noe:【すくベビ主催】子育てスクール生実績)
①寝返りの仕方基本ステップ
早い子は無意識のうちに生後4日目から寝返りをします。
この時期は、自分の意志で寝返りをするのではなく、赤ちゃんの頭が重いので偶然に体が頭の重さに引き寄せられ、寝返りをするのです。
一般的には体の成長と共に、4ヶ月から7ヶ月の間に自分の意志で赤ちゃんが自分で寝返りできるようになります。
赤ちゃんの寝返りの一連の流れは次の6つです。
- おもちゃなどを使い、目でおもちゃを追視させる
- 引き続きおもちゃを使い、頭を寝返りさせたい方へ動かせる
- 目・頭・肩を寝返りさせたい方へ傾けさせる
- おもちゃで注意を惹き、目・頭・肩・お尻を寝返りさせたい方へ傾ける
- お尻まで傾くと自然と寝返りができる
- 両腕が体の下にある場合は、両手を顔の前に持ってくる
赤ちゃんが何ヶ月なのか、どのような時間を過ごしてきたかによって、上記のステップの途中までできるでしょう。
赤ちゃんが自力でできるところを見定め、残りは親がサポートして寝返りをたくさん経験させましょう。
1つずつ説明しますね。
①おもちゃなどを使い、目でおもちゃを追視させる
まずはおもちゃなどを使い、目でおもちゃをみてもらいます。
おもちゃは色の濃いカラフルなおもちゃか、白黒の色がはっきりしたおもちゃを使いましょう。
②引き続きおもちゃを使い、頭を寝返りさせたい方へ動かせる
おもちゃで興味を引くと、赤ちゃんは目に加え頭も動かし始めます。
③目・頭・肩を寝返りさせたい方へ傾けさせる
さらに注意を引くと、肩があがります。
④おもちゃで注意を惹き、目・頭・肩・お尻を寝返りさせたい方へ傾ける
お尻が持ち上がると体が真横になります。
もしこの状態でしばらく待っても寝返りができない場合は、親が赤ちゃんのお尻に手を当てて寝返りのサポートをします。
⑤お尻まで傾くと自然と寝返りができる
あとは重力に体を任せ、寝返りをさせましょう。
⑥両腕が体の下にある場合は、両手を顔の前に持ってくる
寝返りをすると、両手が体の下にくることが多いでしょう。
赤ちゃんは自分の体の重みで両手を動かすことができないので、親がサポートし、両手を頭の前に移動させてあげましょう。
このようにすることで、呼吸と姿勢が楽になります。
ここまでが一連の流れとなります。
②うつ伏せに事前になれておくことが重要
寝返りをスムーズに促すには、生後からすぐにうつ伏せの練習を始めましょう。
うつ伏せの状態を危険に感じる親もいますが、大事なことは、寝るときは仰向けの状態で寝かせることです。
そのようにすることで乳幼児突然死症候群(SIDS)を防ぐことができます。
赤ちゃんが起きている日中は、うつ伏せの練習を慣れるまで少しずつ行います。
最初は赤ちゃんがうつ伏せの姿勢を嫌がりますが、その後のハイハイや歩く動作に大きく影響します。
赤ちゃんが楽しくうつ伏せ遊びができるコツは以下の記事を参照してください。
またベビージムの下で仰向けでいる時間も重要です。
仰向けでいることで、手足を動かし寝返りに必要な腹筋や足の筋肉の発達を促します。
参考サイト:https://www.mhlw.go.jp/bunya/kodomo/sids.html
③赤ちゃんが一人で寝返りができるサポートの仕方
赤ちゃんが寝返りをしたら、親は褒めてあげましょう。
子どもは小さくても親の表情や声色から言葉を認識しています。
そのため、赤ちゃんが寝返りをしたら、ゆっくり、少し高いトーンの声で「上手にできたね」と褒めることで、赤ちゃんは親が喜んでいることを知り、寝返りに再度挑戦します。
まとめ
寝返りはその後のお座り、ハイハイ、歩く動作に繋がる重要な通過点です。
赤ちゃんが今どこまでできるのかを見定め、できない部分は親がフォローをしてたくさん寝返りを経験させましょう。
サポートを受けながらでも寝返りの練習をすることで、赤ちゃんは自分で寝返りができるようになります。